▼今週発売の新作ダイジェスト

01月21日発売■CD:「SAKEROCKの季節 BEST 2000‐2013 限定盤」
01月21日発売■CD:「Listen To The Music 3 / 槇原敬之」
01月22日発売■Blu-ray:「GATCHAMAN CROWDS Blu-ray BOX」
01月22日発売■Blu-ray:「傾物語 第ニ巻/まよいキョンシー(下)限定版」
01月23日発売■PS3:「戦国BASARA 4 通常版」
01月23日発売■PS3:「戦国BASARA4 百花繚乱魂手箱」
01月23日発売■PS3:「セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・DXエディション」
01月23日発売■360:「セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・DXエディション」
01月24日発売■Blu-ray:「キック・アス <スペシャル・プライス版>」
01月24日発売■DVD:「キック・アス <スペシャル・プライス版>」
01月24日発売■CD:「スノーマジックファンタジー 限定盤A / SEKAI NO OWARI」
01月24日発売■CD+DVD:「スノーマジックファンタジー 限定盤B / SEKAI NO OWARI」
▼韓流スター映画の定石。映画「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」

30代以上の女性から圧倒的な支持を受けている西島秀俊の新作は
第15回サントリーミステリー大賞で読者賞を受賞した
司城志朗の「ゲノムハザード」の映画化。
日本人の記憶を”上書き”された韓国人が
混在する記憶の糸を手繰りながら真実を追い求めるサスペンス・アクション。
監督はクォン・サンウ×ユ・ジテの「美しき野獣」を撮ったキム・ソンス。
共演には、昨年大活躍だった真木よう子、中村ゆり、伊武雅刀、キム・ヒョジン。
ある日、イラストレーターをしている石神武人が帰宅すると
薄暗い部屋には誕生日を祝う無数のローソクと妻の死体が転がっていた。
動揺する武人のもとに1本の電話がかかってきて
取ってみると相手は目の前で死んでいるはずの妻。
電話の向こうで帰省中と告げる妻、目の前で死んでいる妻。
一体何がどうなっているのか、考えをまとめる暇もなく
今度は来訪者があり、事件を追う警察だという。
身の危険を察知した武人は窓から飛び出し、
ひとりの韓国人女性の車に逃げ込んで事件の真相を追い始める。

一応「日韓合同制作」を謳ってはいるが、乱雑に散らかった素材を
大雑把にまとめようとする脚本の粗さや、主演俳優を無意味に脱がせて
女性をうっとりさせんとする演出法は、いわゆるスターありきの韓国版アイドル映画。
西島秀俊ファンならば存分に楽しめる作品ではあろうが
ミステリーとしてはお世辞にも上手いとは言えず
「美しき野獣」の長所も短所も全てそのままと引き継いだ作品と言っていいだろう。
何しろ物語を動かす要素が多過ぎるし、ひとつひとつの謎が絡み合っていないのだ。
巨大な組織が仕掛ける壮大な計画を鍵として決めたなら
余計なエピソードは削って的を絞るか
サブエピソードを肉付けするにしてもメインとの整合性は保ちつつ進めて欲しい。
主人公を手助けする韓国人女性の存在が今ひとつはっきりしないのも残念。
単なる傍観者ではないがパートナーと呼べるほどの信頼関係もなく
存在そのものが中途半端で終わってしまっている。
二人の関係が本編でしっかり描かれないまま
あのエンディングに着地されても、ちょっと困ってしまう。
中盤以降は「これに関しては実はこうでした」
「それに関しても実はこうでした」と後だしジャンケンの嵐で
最後の最後である人物の過去についても「実は・・」と切り出され
はいはいもうどうにでもしてください、という感じ。
狙いどころはジェイソン・ボーンシリーズだったのではないかと思っているのだが
残念ながら脚本の出来が雲泥の差で、
スタント無しでアクションに挑んだ西島秀俊が不憫。
出演者のほとんどが日本人でも、中身はバリバリの韓国映画。
練り込まれた脚本のサスペンスではなく
「西島秀俊の主演作」に最大の価値を見出す方にのみお薦め。
映画「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」は24日より公開。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル:ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
配給:アスミック・エース
公開日:2014年1月24日
監督:キム・ソンス
出演者:西島秀俊、真木よう子、中村ゆり、他
公式サイト:http://genomehazard.asmik-ace.co.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
▼予約好調の新作

04月02日発売■Blu-ray:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
[新編] 叛逆の物語 限定版」(Amazon)
04月23日発売■Blu-ray:「鉄コン筋クリート」

05月30日発売■Blu-ray:「古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX」
▼「PlayStation4 First Limited Pack」までいよいよ残り1ヶ月

2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack」(Amazon)
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack with Camera」(Amazon)
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 Amazon内 特設ページ」
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack」(楽天ブックス)
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack with Camera」(楽天ブックス)
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack」(ビックカメラ)
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack with Camera」(ビックカメラ)
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack」(トイザらス)
2014年02月22日発売■PS4:「PlayStation4 First Limited Pack with Camera」(トイザらス)
▼映画「永遠の0」5週連続1位獲得で累計50億円突破

【紹介記事】過去を知る一歩に。映画「永遠の0」
映画「永遠の0」の勢いが全く止まらない。
興行通信社が20日に発表した全国映画動員ランキングでは
5週連続で1位を獲得し、累計興収は51億7,487万6,450円に達した。
1位はほぼ当確と思われていた「トリック劇場版 ラストステージ」は
2週連続2位に甘んじ、話題の水嶋ヒロ主演「黒執事」は4位に終わってしまった。
「ALWAYS 三丁目の夕日」など、ヒットメーカーの山崎貴監督の作品であること、
作夏興行で「風立ちぬ」が120億円を超える大ヒットを記録したことなど
安倍政権の打ち出しているカラーも含め追い風となる要素も多かったが
それにしてもここまで簡単に50億を超えてくるとは思ってもみなかった。
山崎貴監督作品の興収は以下の通り。
2000年公開:「ジュブナイル」累計11.0億円
2002年公開:「リターナー」累計12.9億円
2005年公開:「ALWAYS 三丁目の夕日」累計32.3億円
2007年公開:「ALWAYS 続・三丁目の夕日」累計45.6億円
2009年公開:「BALLAD 名もなき恋のうた」累計18.1億円
2010年公開:「SPACE BATTLESHIP ヤマト」累計41.0億円
2011年公開:「friends もののけ島のナキ」累計14.9億円
2012年公開:「ALWAYS 三丁目の夕日'64」累計34.4億円
2013年公開:「永遠の0」51.7億円(継続中)
「ALWAYS」シリーズ最大のヒットである「ALWAYS 続・三丁目の夕日」も
木村拓哉主演の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」も抜き去り
山崎貴監督作品でも既に歴代No.1となっている。
近年公開された戦争映画(邦画)で比較してみると
2005年公開:「男たちの大和 / YAMATO」累計50.9億円
2007年公開:「俺は、君のためにこそ死ににいく」累計10.8億円
2009年公開:「真夏のオリオン」累計5.7億円
2011年公開:「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」累計15.7億円
2011年公開:「聯合艦隊司令長官 山本五十六」累計15.3億円
2013年公開:「永遠の0」51.7億円(継続中)
ランキング1位継続中でありながら、「男たちの大和 / YAMATO」を抜いて
こちらでも近年ではトップの成績。
自作以外は全て駄作と言わんばかりの言動でお馴染みの井筒監督が
例によって「観た記憶を0にしたい」などと酷評していたが
そこまでではないにせよ、本作のクオリティが
これほどのヒットに見合うものでないとは私も思う。
入門編としてはあってもいいが、ヒロイックな演出で終わる本作で完結するのは危険。
今週末から公開される山田洋次監督の「小さいおうち」は
「永遠の0」と同じ時代を描きながらそのアプローチは真逆といっていい。
時間が許すなら両方観て欲しい。