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▼山口百恵の引退ライブがBlu-ray化
10月03日発売■Blu-ray：「伝説から神話へ 日本武道館さよならコンサート・ライブ」
活動期間わずか7年間で日本中を虜にし、結婚・引退。
ステージにマイクを置いたあの日から今日まで
願望を交えた復帰の噂は絶えることがないが
引き際の美学を心得た山口百恵は
一度も公の場に姿を見せることなく伝説の人となった。
引退から今年で32年。
今なお日本の歌謡界に影響を与え続ける山口百恵の
さよならコンサート「伝説から神話へ」がついにBlu-ray化決定。
2009年に発売された「完全版」と同じく「謝肉祭」を含めた全30曲に
5.1ch Mixが施されている。
「ベストテン」や「ヒットスタジオ」のDVDを見る限り
映像も大丈夫だろうとは思っているのだが、
商品説明に映像に関しての言及がないのでそこは期待できないのかも知れない。
とはいえ、これは買う。
30歳を超えても中学生のような言葉しか使えず
オートチューンを使いまくったCDは
表現力や情感とは無縁の、ただの「音」。
そんな「なんちゃってアーティスト」が溢れている現代だが
谷村新司が「いい日旅立ち」を書き下ろしたのが
彼女の成人祝いだったことを考えれば
今の歌い手がどれほど幼児化＆素人化しているか分かろうというもの。
ポップスも歌謡曲も、日本の音楽は30年前こんなにも豊かだった。
久米宏が司会を務めた生中継特番をかじりつきで見ていた世代（私）だけでなく
若い方にも是非この機会に触れてみていただきたい。
▼新作Blu-ray／DVD情報
09月25日発売■COMIC：「テルマエ・ロマエV」
11月23日発売■Blu-ray：「テルマエ・ロマエ 豪華盤」
11月23日発売■Blu-ray：「テルマエ・ロマエ 通常盤」
11月23日発売■DVD：「テルマエ・ロマエ 豪華盤」
【紹介記事】まだ間に合う、GW後半に観たい映画まとめ
阿部寛主演の大ヒット作「テルマエ・ロマエ」がBlu-ray化決定。
「豪華盤」には40ページの特製ブックレット「テルマエ絵巻」と
未公開シーンやワールドプレミアの模様、公開前特番、
いか八郎＆菅登未のスペシャルインタビューなどを収録した特典ディスク付き。
コミックス最新巻も今月末に発売。
私的には少々味付けが濃過ぎた（紹介記事でも書いた）のだが、
興行成績を見る限り（今年上半期No.1）、今はこのぐらい
こってりと分かり易い味付けをした方が集客し易いということなのだろう。
三谷作品を除けば、50億を超えるコメディは日本では稀。
もしかすると続編もあるのでは。
12月04日発売■Blu-ray：「別離」
【紹介記事】嘘の重さ。映画「別離」より抜粋。
本年度のアカデミー賞にエントリーされた作品を
あらかた見終えてみて、私の好みで選んだベスト4は
「ファミリー・ツリー」「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
「ミッドナイト・イン・パリ」、そしてこの「別離」。
娘の将来を考え、束縛の多いテヘランから海外移住を考える妻シミンと
アルツハイマーの父親を置いては行けないと反対する夫ナデル。
物語は、この夫婦が裁判所に離婚を申請するところから始まる。
簡単に離婚が認められないと知ったシミンは、
しばらく家を出て実家の母親のもとで暮らすことに。
一方のナデルは、父の介護と仕事の両立は難しいため家政婦ラジエーを雇う。
ある日、ナデルが外出から帰宅すると
枕元に腕を縛りつけられたままベッドから転落している父の姿が。
不在の間、父が虐待されていたと勘違いしたナデルは
戻ってきたラジエーと口論になり、泥棒の嫌疑までかけて強引に追い出してしまう。
しかし、部屋から追い出す時に強く押したため
ラジエーは階段を転がり落ち、身籠っていた子を流産してしまった。
ラジエーの夫は激怒し、ナデルを殺人罪で告訴する。
エンドロールまでBGMすら流れない124分。
世界のどこにでも居そうな、いたって平凡な一組の夫婦の物語を
瞬きするのも惜しいほど惹き付けたまま一気に見せてしまう
アスガー・ファルハディ監督の構成力・演出力には驚かされる。
いくつものテーマを重層的に織り込み
さらには、ラジエーの流産に隠された真相が、周囲の証言から
徐々に明らかにされてゆくミステリー的な面白さもプラスされている。
欲張り過ぎた脚本は、大抵の場合その重さに脚本家自身が潰されて
空中分解してしまうものだが、本作は全ての伏線を綺麗に回収して収束してゆく。
政局に気を配りながら公開時期まで考えなければならないという
イランの厳しい管理体制の下で、これほどの作品が送り出されたことは奇跡だ。
▼同性には手厳しい、西川美和の新境地。映画「夢売るふたり」
早いもので、「蛇イチゴ」で監督デビューを飾ってから
今年で10年目にあたる西川美和監督の最新作が今週末より公開される。
寡作ながら「ゆれる」「ディア・ドクター」と、新作を発表する度に
名声を高めてきた西川監督の長編4作目は
結婚詐欺を働くひと組の夫婦を描いた「夢売るふたり」。
夫の貫也には「マルモのおきて」の阿部サダヲ、
妻の里子には「告白」「ヴィヨンの妻」の松たか子。
共演は田中麗奈、鈴木砂羽、鈴木砂羽、木村多江、香川照之、伊勢谷友介、笑福亭鶴瓶。
ある日の晩、東京の片隅で常連客を相手に賑わっている
小料理屋「いちざわ」で火事が起こった。
料理の腕が確かで愛嬌もある店主・貫也と
働き者の女房・里子が10年の歳月をかけてやっと手に入れた
念願の店は、一瞬にして灰になった。
途方に暮れ、生きる気力を失う貫也を里子は明るく励ますが
そう簡単に気持ちを切り替えることは出来ない。
そんな時、かつての常連客である玲子（鈴木砂羽）と偶然街で再会した貫也は
泥酔したまま互いの境遇を話し合い、勢いで一夜を共にしてしまう。
不倫相手（の弟）から手切れ金を受け取ったばかりだった玲子は
その全額を貫也の再出発のために手渡し、人生をやり直そうとする。
大金を手にした貫也は、里子に報告するため喜び勇んで帰宅するが、
貫也の服の残り香から女と一緒だったことを悟った里子は
札束にガスコンロで火を つけ、冷淡な声で言い放った。
「ねえ・・・あんた一体どんなことをしたと？」
「蛇イチゴ」「ゆれる」「ディア・ドクター」と、
男性を主人公にして作品を撮ってきた西川監督が
初めて女性を主人公にして描いた本作は、
嘘や夢といった、監督がこれまで取り上げてきたテーマを踏襲しつつ
さらにもう一歩踏み込んだ作品に仕上がっている。
詐欺の実行犯である貫也や、DV男の太田（伊勢谷友介）にすら
一定の恩情をかけてやる一方で、松たか子演じる里子を筆頭に、
被害者であるはずの女性陣に対しては総じて手厳しい。
「どうしようもない男」の肩を優しくポンポンと叩いて
「男に寄りかかる女達」を冷ややかに見下しているように見えるのだ。
才女として知られ、監督業も順風満帆の西川監督からすれば、
三十路を迎えて結婚に焦ったり、情に絆されてしまう女性の心理が
実は良く分からないのかも知れない。
観察対象や映画のネタとしては面白くても、
同じ女性としては理解し難いという気持ちが
（上手に隠したつもりでも）どのキャラクターからも滲み出ていて
泣き喚いたり追い縋ったりする女性達の背後から
「独りで生きていけばいいのにね」という監督の声が聴こえるよう。
その冷静さが、男性の私に「手厳しい」と映った原因だろう。
颯爽としているのは鈴木砂羽演じる玲子ぐらいだが
その玲子ですら、序盤はズルズルと不倫関係を続けた挙げ句に
死の間際にすら立ち会えない不憫な女性として登場する。
と、監督についての勝手な妄想はこの辺にするとして。
映画は非常に良く出来ている。
ストーリーは「ゆれる」や「ディア・ドクター」と同じく
現実と地続きのどこかで起こっているファンタジーのようで
リアリティにこだわり始めると色々と綻びが気になってはくるが、
貫也と里子に限定して言えば、その生態は恐ろしいほどにリアルである。
火災の後、すぐに新しいバイト先を見つけて
「また一から頑張ろう！」と励ますのは里子（女）。
「お前は気楽でいいよな」といつまでもグジグジするのは貫也（男）。
計画を実行することを第一にし、軸がぶれないのは里子（女）。
罠にかかった獲物に情を抱き、心が”ゆれる”のは貫也（男）。
妻にコントロールされることを甘んじて受ける貫也（男）と
夫をコントロールしているつもりが、いつの間にか操縦不能になり、
かといって素直に頭を下げることも出来ず、嫉妬に身を焦がす里子（女）。
二人で居ることに息が詰まっても
二人で居ることを解消できないのが貫也と里子（夫婦）。
夫婦で結婚詐欺を働きながら、騙した相手から受け取った金額を
きっちり封筒に書き残し、鴨居に貼付けている様子が微笑ましい。
そんなことで罪が軽くなるはずも無いのだが
店を再開し、起動に乗ればちゃんと返す意志があるのだ。
鴨居を多い隠さんばかりに増えてゆく封筒の数は
退路を断たれ、前に進むしかなくなった二人の心理状態を良く表している。
物語の結末には様々な解釈があると思うので
貫也と里子が、それでも二人で居たいと願っていたか断言は出来ない。
つがいで飛ぶカモメの姿に、夫婦の絆や愛というフレーズを結びつけるほど
西川美和は一筋縄でいく監督では無かろうし。
それでも私は、二人はまたいつか、二人に戻ると思う。
豪雨と荒波を超えた先には、必ずや青い空と凪いだ海が待っていると信じたい。
「ディア・ドクター」では上手い具合に肩の力が抜け
女性らしい可愛らしさも見せてくれた西川監督。
続く次がコレなのだから、いやはや女性監督は恐ろしい。
映画「夢売るふたり」は9月7日より公開。
08月09日発売■BOOK：「夢売るふたり 西川美和の世界」
映画に関連した書籍が8月上旬に発売済み。
08月22日発売■CD：「夢売るふたり オリジナル・サウンドトラツク / モアリズム」
09月05日発売■CD：「生まれ変わるよりも / 石川さゆり」
西川作品ではお馴染みのモアリズムによる映画のサントラが発売中。
石川さゆりの歌うイメージソングはCMでは使われているようだが
劇中ではエンドロールも含めて流れない。
歌詞はさておき、曲のイメージが作品には合わないような気も。
発売中■DVD：「ディア・ドクター」
発売中■DVD：「ゆれる」
【紹介記事】うそとほんと。映画「ディア・ドクター」
【紹介記事】オダギリジョー主演「ゆれる」2007年2月23日DVD発売決定
西川監督の前2作。どちらも紹介済みなので、詳しくは過去記事にて。
発売中■Blu-ray：「告白 完全版」
発売中■DVD：「クヒオ大佐：
発売中■DVD：「あの頃映画「顔」」
松たか子の演技が絶賛された「告白」。
西川監督も、この松たか子を見て「悪役もいける」と確信し
本作への出演をオファーしたのだとか。
「夢売るふたり」ではさらに成熟し、大女優の風格すら漂わせている。
結婚詐欺をテーマにした近年の映画といえば、堺雅人の「クヒオ大佐」。
こちらは実在する詐欺師の話をコミカルに描いた作品。
犯罪モノとしての空気が阪本順治監督の傑作「顔」にも
通じるような気がしたのでこちらも紹介しておこう。
ちょうど今年再販がかけられたばかりで今なら2000円ほどで入手可能。
▼今週発売新作ダイジェスト
09月05日発売■Blu-ray：「ももクロ春の一大事2012 横浜アリーナ まさかの2DAYS」
09月05日発売■CD：「ニッポン笑顔百景 / 桃黒亭一門 もりフ 未確認少女隊UFI 林家木久扇」
09月05日発売■CD+BOOK：「NODA・MAP「エッグ」BOX」
09月05日発売■CD+DVD：「ALL SINGLES BEST 2 初回限定盤A / コブクロ」」
09月05日発売■CD：「ALL SINGLES BEST 2 初回限定盤B / コブクロ」」（セブンネット専売）
09月05日発売■CD+DVD：「Love Somebody 完全限定盤 / 織田裕二」
09月05日発売■Blu-ray+DVD：「バトルシップ デジタルコピー付」
09月05日発売■Blu-ray：「スポーン ディレクターズカット」
09月05日発売■Blu-ray：「バッファロー'66」
09月05日発売■Blu-ray：「ジョゼと虎と魚たち」
09月05日発売■Blu-ray：「リリイ・シュシュのすべて」
09月05日発売■Blu-ray：「花とアリス」
09月05日発売■Blu-ray：「四月物語」
09月05日発売■Blu-ray：「KOTOKO 初回限定仕様」
09月05日配信■3DS：「カエルの為に鐘は鳴る」
09月06日発売■3DS：「ロストヒーローズ FC版「SDヒーロー総決戦」DLC同梱」
09月06日発売■PSP：「ロストヒーローズ ボーナスデータDLC付き」
09月08日発売■Blu-ray：「わが母の記」
▼ユニコーン、25周年記念ボックス発売
10月25日発売■Blu-ray+CD：「Quarter Century Box / ユニコーン」
10月25日発売■DVD+CD：「Quarter Century Box / ユニコーン」
ユニコーンのデビュー25周年を記念したボックスセット
「Quarter Century Box」が10月25日に発売。
1stシングル「大迷惑」から最新シングル「Feel So Moon」のカップリング曲までを
2枚組のリマスターCD「Quarter Century Single Best」に収録し、
最新ツアーまでのライブ音源からセレクトされた
2枚組のライブCD「Quarter Century Live Best」の合計4枚組。
そこに、再結成後のシングルのPVと、
4月25日に恵比寿で行われた「キューン20 イヤーズ＆デイズ」の
ライブ映像を収録したBlu-ray（DVD）がセットになっている。
▼岡村靖幸、7枚組のDVDボックス発売
12月19日発売■DVD：「岡村靖幸 20世紀と伝説と青春」
旧譜の再販や楽曲提供など
活動再開後からニュースの多い岡村靖幸が
7枚組のDVDボックス「20世紀と伝説と青春」を12月19日に発売する。
EPIC在籍期の映像と60ページの別冊ブックレットがセットになった豪華版。
ディスクの収録内容は以下の通り。
■DISC 1「Love φ Sex '88 DATE」
■DISC 2「Peach Show '89」
■DISC 3「LIVE 家庭教師 '91」
■DISC 4「ファンシーゲリラ VIDEO SHOP '92」
■DISC 5「Peach –どんなことをしてほしいのぼくに」
■DISC 6「EPICレーベル期ビデオクリップ集完全版」
「Super Girl」「Peach Time（完全版）」を初収録
■DISC 7「初商品化映像集」
・1987年4月22日 1st Tour "yellow" 渋谷公会堂ライブ
・1988年 NISSIN POWER STATIONライブ
・1990～1991年 PARCO劇場ライブ
・アルバム「早熟」店頭用ビデオ
・シングル「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」SPOT
DISC7についてはあくまでも候補であり、確定ではないとのこと。
▼PC「カスペルスキー 2012」爆発的人気
62%OFF（4,280円）■PC：「カスペルスキー 2012 Multi Platform Security 3年3台版」
Windows、Mac、Androidの3つのOSに対応し、
これ1本で3台までの機器にインストールできるセキュリティソフト
「カスペルスキー 2012 Multi Platform Security 3年3台版」が
Amazonで62%OFFの大幅値下げ中。
ここ2日間のご注文数は、コンシューマー向けの
メガヒットタイトルに匹敵するほどで、セキュリティソフトとしては異例。
向こう3年間は更新料が無料というサービスに加え
Amazonが開催している、
『PCソフトと書籍の同時購入で追加割引キャンペーン』の効果が大きいようだ。
「カスペルスキー 2012」の場合は、
お好きな本どれでも1000円以上の購入で合計金額から2000円引き。
4280円（ソフト）＋1000円（本）＝3280円。
追加で本を買うだけで元値よりさらに下がるのだから、買わない手はない。
セキュリティソフトをお探しの方は、価格が戻る前に是非。
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73%OFF2740円は文句なしのコストパフォーマンス。
安価のモバイルバッテリーをお探しの方ならば買い。
94%OFF（125円）■ETC：「iPhone4S/iPad3/iPad2/Galaxy Tab/スマートフォン対応 タッチペン」
91%OFF（680円）■ETC：「aigo iPhone4S/4専用バッテリーケース i616」
70%OFF（600円）■ETC：「PLANEX ハイスピードHDMI Ver1.4ケーブル 1m」
68%OFF（636円）■ETC：「PLANEX「充電万能」2ポートUSB充電器ブラック」
その他には、iPhone/iPod touch/iPad/スマホなどで使用可能な
タッチペンが捨て値同然の94%OFF、125円。
先日まで1000円以上していた「aigo iPhone4S/4専用バッテリーケース」は
ここ数日で急激に値を下げて一気に680円まで下がっている。