2012年4月4週発売の新作、他 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

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▼今週発売のBlu-ray/DVD


04月27日発売■Blu-ray+DVD:「M:I / ゴースト・プロトコル」
04月27日発売■Blu-ray:「M:I / ゴースト・プロトコル Amazon限定スチールブック仕様」
04月27日発売■Blu-ray:「M:I Amazon限定クアドロジーブルーレイBOX」

【紹介記事】スター性ありきの最上級。映画「M:I / ゴースト・プロトコル」より抜粋。

スター性の強い作品にクオリティを求めるのは野暮というもの。
このお約束に果敢にチャレンジし、いくつかの作品において
見事両立に成功させているスターのひとりがトム・クルーズである。
そんなトム・クルーズが5年振りにイーサン・ハントとなって帰ってきた。
監督に抜擢されたのは、「Mr.インクレディブル」や
「レミーのおいしいレストラン」といったアニメーション作品で活躍し
実写映画はこれが初めてとなるブラッド・バード。
共演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、「プレシャス」のポーラ・パットン、
「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のミカエル・ニクヴィスト、
「イングロリアス・バスターズ」のレア・セイドゥなど。

肝心の黒幕が寡黙な上に目的が曖昧なので
イーサン達が何に必死になっているのか忘れそうになったりもするが
スター性ありきの娯楽作品として最上級であることは間違いない。
来年50歳を迎えるとは思えないトム・クルーズが
スタント無しで挑むアクションの数々に息を呑み、
ポーラ・パットンとレア・セイドゥとのキャット・ファイトに興奮していると
お馴染みのベンジー(サイモン・ペッグ)が適度にチャチャを入れてくる。
イーサンがチームの柱ではあるものの、IMFのメンバー全員に
均等に見せ場が用意されいるのも好感。
前作で結ばれたはずのジュリア(ミシェル・モナハン)との関係が
破綻していることに驚いたが、後日談も含めちゃんと回収されてこれまたスッキリ。
どこを切ってもトム・クルーズありきの作品ではあるが
カップルで楽しむ王道作品としては鉄板。
セル向きの作品と言えよう。




04月25日発売■Blu-ray:「永遠の僕たち(初回生産限定ポストカード4枚組付き)」

【紹介記事】前を向いて今を生きる。映画「永遠の僕たち」より抜粋。

人の生き死にを扱った作品が多かった2011年の映画の中でも
特に印象深かったのが、ガス・ヴァン・サント監督の「永遠の僕たち」。
製作は名匠ロン・ハワードと、愛娘のブライス・ダラス・ハワード。
音楽はダニー・エルフマン。
主人公の少年イーノックを演じるのは、
名優デニス・ホッパーの息子であるヘンリー・ホッパー。
共演は「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ、
日本から「SPEC・天」も公開中の加瀬亮が参加している。

昏睡中に叔母が葬儀を済ませてしまったため
未だに両親の死を消化しきれずにいる青年イーノック。
新たな芽吹きを与えてくれると思ってたアナベルにも、死の影がまとわりついている。
日常的に幽霊のヒロシと潜水艦ゲームに興じている彼にしてみれば
生こそが遠く、死こそが身近な存在なのかも知れない。
しかし、遊び半分で「その瞬間」をシミュレーションしていた二人にも
死がそれほど甘美なものでないこと、
ずっと現実から目を背けてはいられないことが分かってくる。

ヒロシと遊んでいる間のイーノックの人生は、「一時停止」と同じ状態だ。
進んで再生ボタンを押そうとしない彼の側にヒロシがずっと居るのは、
愛しい人に想いを伝えられなかったという心残りが共通しているから。
生死の狭間で仲良く宙ぶらりんになっていても、時間は先に進まない。
愛しい人を葬り出して初めて、止まっていた時間は再び動き始める。

映画の最後に「デニス・ホッパーの想い出に捧ぐ」と出て来たのは
昨年5月に前立腺癌で亡くなったデニスへの、
ガス・ヴァン・サント監督からの手向けのメッセージなのだろう。
親の死も恋人の死も乗り越えて生きていこうとする青年を演じたヘンリーは
父親を亡くしたばかりの状況でこの作品に挑んだわけで、さぞかし辛かったことと思う。
彼がどんな心境でこの作品に取り組み、ラストのあの笑顔を作り上げたのか。
それを思うと、無性に泣けてくる。

希望に満ちていていながら、胸が締め付けられるラストが絶品。
過去のガス・ヴァン・サント作品がお好きなら、絶対に観ておくべし。
私的には今週のイチ押し。




04月27日発売■Blu-ray:「イレイザーヘッド リストア版」
04月27日発売■Blu-ray:「ロスト・ハイウェイ リストア版」

リンチの旧作がリストアされて続々とリリース。
先日もお伝えしたように、既に7月には「ストレイト・ストーリー」と
「ツイン・ピークス / ローラ・パーマー 最期の7日間」が控えている。
今週発売されるのは「イレイザーヘッド」と「ロスト・ハイウェイ」の2本。
それぞれの仕様は以下の通り。

< イレイザーヘッド リストア版 >
本編Blu-ray+特典DVDの2枚組。
特典ディスクには、リンチの解説映像(85分)に加え
これまでに発表されてきた短編5作品(60分)が収録されている。

< ロスト・ハイウェイ リストア版 >
本編Blu-ray+特典DVDの2枚組。
特典映像は、リンチの公式サイト(DAVIDLYNCH.COM)のために
監督自らが画を描いたアニメーション8作品(34分)を収録。


07月13日発売■Blu-ray:「ツイン・ピークス/ローラー・パーマー最期の7日間 リストア版」
07月13日発売■Blu-ray:「ストレイト・ストーリー リストア版」
07月13日発売■DVD:「ツイン・ピークス ゴールド・ボックス Amazon限定 2ndエディション」
発売中■Blu-ray:「ブルーベルベット オリジナル無修正版」
発売中■Blu-ray:「<廉価版>エレファント・マン」
発売中■Blu-ray:「<廉価版>ワイルド・アット・ハート」

生産完了していた「ツイン・ピークス」のドラマ版DVDボックスが
Amazon限定商品として再生産決定。発売は第2弾ラインナップと同じ7月13日。
私は最初のバージョンを購入済みなのでこれはスルー。




04月25日発売■Blu-ray:「メン・イン・ブラック ツインパック」
04月25日発売■Blu-ray:「メン・イン・ブラック ツインパック + 「MIB3」ムビチケカード付」

10年振りの新作が5月25日に公開される
「メン・イン・ブラック」2作が1パッケージになってBlu-rayで発売。
「3」の前売りチケット(ムビチケ)がセットになったAmazon限定版も同時発売。
「ムビチケ」とは、既に多くの劇場がサービスを開始している
インターネットを使って事前に座席指定までが出来る前売りチケットのこと。
システムの詳しい説明や、サービスに対応している劇場の情報はこちらで。




04月27日発売■Blu-ray:「オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション(2枚組)」
発売中■Blu-ray:「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」

家庭で楽しめる最高峰のミュージカルとして
多くの舞台好きから絶賛された「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」に続き
今度は映画版の「オペラ座の怪人」が劇団四季のキャストによる
日本語吹替版を搭載した「コレクターズ・エディション」として発売。
2010年12月17日に日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送されたもの。

主要キャストは以下の通り。

【ファントム】ジェラルド・バトラー    (高井治)
【クリスティーヌ】エミー・ロッサム    (沼尾みゆき)
【ラウル】パトリック・ウィルソン     (佐野正幸)
【マダム・ジリー】ミランダ・リチャードソン(横山幸江)
【カルロッタ】ミニー・ドライヴァー(歌:種子島美樹/台詞:中野今日子)
【フィルマン】シアラン・ハインズ     (青木朗)
【アンドレ】サイモン・カロウ       (林和男)
【メグ・ジリー】ジェニファー・エリソン  (五所真理子)

4時間以上にわたる特典映像、32ページフォトブック、
アウターケースのコレクターズ仕様で6090円。
映画単体としては普通だが、四季版も観に行ったという方ならばリーズナブル。




04月25日発売■Blu-ray:「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!
Amazon限定ポストカード付き 初回限定版」

04月25日発売■DVD:「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!」

邦画のイチ押しは、2011年度の邦画10本にも選ばせていただいた
映画「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!」。
忌野清志郎が企画し、2001年、2004年、2006年の3回に渡り
関西で開催された伝説のライブイベントから名場面を抜粋し、
当時の参加者達の撮り下ろし映像を加えて編集した音楽ドキュメンタリー。

親友の矢野顕子を筆頭に、ユニットを組んだ細野晴臣&坂本冬美、
清志郎の音楽に多大な影響を受けたであろう斉藤和義、ハナレグミ、山崎まさよしら
数多くのミュージシャンが次から次へと登場する。
仲井戸麗市や宮藤官九郎の想い出語り、清水ミチコとアッコちゃんの仲睦まじいツーショット、
トータス松本や木村充揮ら関西系ミュージシャンのパフォーマンス、
上映時間の全てがみどころであり、冒頭の第一声から涙腺は緩みっぱなしだった。
大袈裟でも何でもなく、私的には本作が日本版「THIS IS IT」だと思っている。

清志郎を愛した音楽人達が、皆笑顔で語っているのもいい。
湿っぽく思い出されることなど、きっと清志郎は望んでいないし
現にこうして「映画を作るよ」と呼び掛ければこれだけの人が集まってくる。
それこそが、忌野清志郎という偉大なミュージシャンが遺した宝なのだ。

Blu-ray版には初回限定版も用意。
特典ディスクには劇場公開版ではカットされたライブ映像
「水の泡」(2001年)「世界中の人に自慢したいよ」(2004年)
「JUMP」(2006年)とキャストのコメント集を収録。
FM802が製作に参加しているということで
音声特典には、1996年4月19日に放送された番組
「キヨシローとチャボのナニワ・サリバン・ショー 月明かりの夜空に」内で披露された
セッション生演奏音源も収録。

ドキュメンタリー映画として見ると作りは粗いし
収録したパフォーマンスの年代順がバラバラなので
映像が粗かったり美麗だったりするなどの難点はあるが
各レーベルの思惑と集客のことしか考えていない音楽フェスよりも
1000倍楽しいし、最高にハッピーな気分にさせてくれる。
日本の音楽も捨てたもんじゃないと、心から思える傑作。




04月27日発売■Blu-ray:「深夜食堂 第一部&第二部 ディレクターズカット版」
04月27日発売■DVD:「深夜食堂 第二部 ディレクターズカット版」
05月16日発売■DVD:「孤独のグルメ DVD-BOX」

第一シリーズ放映時には、続編はおろか
DVD化の話も無いのではと思っていた「深夜食堂」が
第一シリーズと第二シリーズのセットでBlu-ray化。

小林薫が店主を務める食堂に集う、都会の人間達の悲喜こもごもを
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」「歓喜の歌」の松岡錠司監督、
「マイ・バック・ページ」「天然コケッコー」の山下敦弘監督など
邦画好きにはたまらない監督達が、交代で手掛ける贅沢なドラマ。
原作は安倍夜郎の同名コミックで
劇中に登場する食べ物は、「かもめ食堂」「南極料理人」の飯島奈美が担当している。
下手にゴールデンに昇格させず、深夜枠のままで放送というのも嬉しかった。

二部の放送前に小林薫が「ドラマやってすぐ映画はいけない。
せめてもう一回ドラマやってから」と言っていたのだが、
とすると次はいよいよ映画なのか。是非とも実現して欲しい。




04月27日発売■Blu-ray:「スマグラー おまえの未来を運べ コレクターズ・エディション」

【紹介記事】実写版バンド・デシネ。映画「スマグラー お前の未来を運べ」より抜粋。

山田孝之主演の「闇金ウシジマくん」の公開も控えている
真鍋昌平原作の同名コミックスを「鮫肌男と桃尻女」の石井克人監督が
画コンテ・脚本・編集・監督のひとり四役を兼任して実写化。
主演は「悪人」「マイ・バック・ページ」の妻夫木聡。
共演は安藤政信、永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、我修院達也、高嶋政宏など。

石井克人監督といえば、タランティーノ監督の映画「キル・ビル Vol.1」で
ルーシー・リュウ演じるオーレン石井の幼少期を
アニメで描いたパートを思い浮かべる方も多いと思うが、
本作はまさにあのパートを実写でやってしまったような作品。
役者志望のまま20代半ばを過ぎ、未だ将来を決めかねているフリーターが借金を背負い
闇金業者の手引きで訳ありのブツを運ぶ運送屋、通称”スマグラー”になる物語。
ビジュアル重視の完全大人向け作品で
ターゲットを絞った分、痛さもグロさもストレートに表現している。
タイプとしては、グラフィック・ノベルやバンド・デシネに近い。

唯一の難点は、キャラの立った脇役に押し出される形で
主人公の涼介の物語が完全に隅っこに追いやられてしまったこと。
最後の最後で見せ場が用意されているが、
それでも安藤政信が演じる「背骨」の残したインパクトには遠く及ばない。
考えてみれば「キル・ビル」も主人公のユマ・サーマンより
ルーシー・リューやダリル・ハンナや栗山千明の方がインパクトはあったわけで
石井監督からすれば、この感想も「してやったり」なのかも知れない。
「シン・シティ」や「キル・ビル」あたりが好きな洋画ファンにもお勧め。




04月25日発売■Blu-ray:「カイジ 2 人生奪回ゲーム」

【紹介記事】スケールアップもパワーダウン。映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」より抜粋。

福本伸行原作の同名コミックスを藤原竜也の主演で実写化した
「カイジ」の続編「カイジ2 人生奪回ゲーム」も今週発売。
福本氏が直接脚本に加わり、人気の高い「欲望の沼」編をベースに
映画オリジナルのゲームも追加されている。
宿敵一条には「あしたのジョー」の力石役も記憶に新しい伊勢谷友介、
前作のラスボスであり、本作ではカイジの同士となる利根川は引き続き香川照之、
その他の共演は吉高由里子、生瀬勝久、松尾スズキなど。
監督は、視聴率40%超えの人気ドラマ「家政婦のミタ」も演出を手掛けていた佐藤東弥。

前作からマンガマンガした作りだったので
荒唐無稽なストーリーは本作の持ち味でもあるのだろうが
ステージクリア方式で構成された前作に比べ
基本的に巨大パチンコのみで進行する本作はテンポが悪く、山場も作りにくい。
「富裕層の娯楽としてのみ存在する最下層の人間達」という図式も薄れ、
原作者が脚本に関わったにしては、随分とパワーダウンしてしまった。
敵か味方かで観客を翻弄するはずのキャラクター達が皆一様に善人丸出しなので
観客に残された楽しみと言えば、弾が入る瞬間のカタルシスだけ。
133分は引っ張り過ぎ、この内容ならば90分でも作れたはずだ。

前作が面白かったという方、原作ファンならばそこそこ楽しめるか。

余談。吉高は相変わらず可愛かった。




04月27日発売■Blu-ray:「リング」
04月27日発売■Blu-ray:「らせん」
04月27日発売■Blu-ray:「リング 2」
04月27日発売■Blu-ray:「リング 0 バースデイ」

「呪いのビデオ」というアイテム、「連鎖する恐怖」の仕組み、
そして「貞子」という決定的なキャラクター、全ての要素が上手く融合し、
日本はもとより世界中で大ブームを巻き起こした「リング」が
鈴木光司の書き下ろしによる新作「貞子 3D」の公開に合わせてBlu-ray化。

1998年公開「リング」(中田秀夫監督:松嶋菜々子、真田広之、中谷美紀、竹内結子)
1998年公開「らせん」(飯田譲治監督:中谷美紀、佐藤浩市、佐伯日菜子)
1999年公開「リング2」(中田秀夫監督:中谷美紀、深田恭子、小日向文世)
2000年公開「リング0 バースディ」(鶴田法男監督:仲間由紀恵、田辺誠一、田中好子)



松嶋菜々子主演の初代から14年を経てツールも進化した
「貞子 3D」のキーワードは、ネット上で拡散・増殖してゆく「呪いの動画」。
主人公・茜には石原さとみ、恋人のウェブデザイナーに瀬戸康史、
その他の共演は山本裕典、染谷将太、高橋努など。
舞台をネットに移すというのは、2006年でシリーズ打ち止めになった
「着信アリ Final」が既に使っており、新鮮味は薄い。
予告編を見る限りでは「呪怨 2」とやたら被る気がするのだが、
そもそも「呪怨 2」の伽倻子はまんま「富江」だったわけで、
「3Dで飛び出す貞子」だけがウリの凡作になりませんようにと祈っている。




04月25日発売■DVD:「さまぁ~ず×さまぁ~ず DVD-BOX【12+13+特典DISC】」
04月25日発売■DVD:「ロケみつ 稲垣早希の西日本横断ブログ旅19 ハトの巻」
04月25日発売■DVD:「クイズ☆タレント名鑑 USC史上最大ガチ相撲トーナメント」

バラエティ系では(一部のバラエティ好きに)惜しまれつつも
放送終了してしまった「クイズ☆タレント名鑑」や「ロケみつ」最新巻など。



▼今週発売の新作ゲーム


04月26日発売■Wii:「マリオパーティ 9」

年末年始の好調から一転して音沙汰のなかったWiiから
「マリオパーティ」シリーズの最新作が登場。
Wiiでは実に5年振り。
すごろく形式はそのままだが、今作では全てのプレーヤーが
同じ車に乗り込み、毎回全員参加で対戦出来るようになった。
久々の登場ということもあってか、手持ち無沙汰解消とテンポアップに
比重を置いたパワーアップが加えられており、私的にはかなりの好印象。
考えてみればゲームキューブの後期に発売された
「マリオパーティ 6」もハードの円熟期に相応しい熟成された良作だったので
今作もかなり期待出来そうだ。




04月26日発売■3DS:「真・三國無双 VS DLC付き」
04月26日発売■3DS:「SHIFTING WORLD 白と黒の迷宮」

好調の続く3DSからは「真・三國無双 VS」が発売。
エリアを守る武将を次々に落としながら自軍のエリアを拡大し
敵将を狙う戦略性の高さはアクション性の高いリアルタイムSLGのようで
従来の「一騎当千」とはまた違った面白さがある。
グラフィックは同じ3DSの「戦国無双 Chronicle」と大差はなく
PSVの「真・三國無双 NEXT」を遊んだ後ではどうしても見劣りはする。
ただ、Vita版との真っ向勝負を避け、ゲーム性に変化を持たせたことが
結果的に「無双」シリーズの幅を広げたとも言え、
今作は対戦ゲーム好きも取り込める可能性はある。

また、本作では任天堂とのコラボレーションも決定している。
昨年末発売された「スカイウォードソード」版のリンク、
コーエーテクモとの共同開発であった「METROID Other M」より
ゼロスーツを着たサムスの衣装が使用可能。
初回特典の「男子柔道&女子バレーボール」のコスチュームDLC、
予約特典の「マイ武将用」コスチュームDLCにはあまり興味がなかったのだがこれは良い。
というか、これだけで欲しくなる。




04月26日発売■PS3:「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」
04月26日発売■PS3:「アイドルマスター アニメ & G4U!パック VOL.7」
04月26日発売■360:「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」
04月26日発売■360:「怒首領蜂大復活ダブルパック」
04月26日発売■360:「プラコレ版 電脳戦機バーチャロン フォース」
04月26日発売■360:「プラコレ版 ソニック フリーライダーズ」

新作発売の少ない4月市場の主力と目されていた
PS3/360「バイオハザード オペレーションラクーンシティ」は
発売目前の微妙な点数で予約も急ブレーキ。
もともと本編とはかなり異なるシステムなので
誤解したまま購入するユーザーも店頭では結構出そうな予感。

360からは、セガのプラコレ2作に若干予約が入っている。




04月26日発売■PSV:「シェルノサージュ 失われた星へ捧ぐ詩 AGENT PACK」
04月26日発売■PSV:「シェルノサージュ 失われた星へ捧ぐ詩」
04月26日発売■PSP:「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ! サントラCD付き」
04月26日発売■PSP:「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん 限定版」

PSP/PSVでは「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!」が高評価で
予約数も含めてこちらがイチ抜けの様子。
同じく予約好調なPSV「シェルノサージュ」は
予約開始当初ほどの勢いはなく、後は発売後の口コミ次第といったところ。
PSVは週販が1万台を大きく割り込んでいるので
この辺でいくらかでも盛り返しておきたいが・・・。



▼今週発売のアニメ系Blu-ray/DVD


04月25日発売■DVD:「劇場版NARUTO ブラッド・プリズン 限定版」
04月25日発売■Blu-ray:「偽物語 第一巻 / かれんビー(上)完全生産限定版」
04月25日発売■Blu-ray:「ペルソナ4(6)完全生産限定版」
04月25日発売■Blu-ray:「夏目友人帳 肆 3 完全生産限定版」
04月25日発売■Blu-ray:「WORKING’!! 7 完全生産限定版」
04月25日発売■Blu-ray:「僕は友達が少ない 第4巻」
04月25日発売■Blu-ray:「輪るピングドラム 7」
04月25日発売■Blu-ray:「ギルティクラウン 4 完全生産限定版」
04月25日発売■Blu-ray:「アクエリオンEVOL Vol.1」
04月26日発売■Blu-ray:「アイドルマスター 7 完全生産限定版」



▼今週発売のコミック/書籍


04月23日発売■COMIC:「ああっ女神さまっ(44)」
04月23日発売■COMIC:「GIANT KILLING(23)」
04月23日発売■COMIC:「ADAMAS(7)」
04月23日発売■COMIC:「チェーザレ 破壊の創造者(9)」
04月27日発売■COMIC:「深夜食堂(9)」
04月27日発売■COMIC:「闇金ウシジマくん(24)」
04月27日発売■COMIC:「かんなぎ(7)」




04月26日発売■BOOK:「悲鳴伝 / 西尾維新」
04月26日発売■BOOK:「アニメ『化物語』副音声副読本(上)」
04月26日発売■BOOK:「Fate/complete material IV Extra material. STANDARD EDITION」
04月27日発売■BOOK:「東方求聞口授 Symposium of Post-mysticism.」
04月27日発売■BOOK:「森山大輔画集 CHRONICLE」
04月27日発売■BOOK:「英雄伝説 零の軌跡 碧の軌跡 公式設定資料集 クロスベルアーカイブ」
04月27日発売■BOOK:「ストライクウィッチーズ 劇場版 コンプリートファイル」



▼今週発売のホビー関連


04月24日発売■HOBBY:「魔法少女まどか☆マギカ ねんどろいど美樹さやか」
04月26日発売■HOBBY:「ねんどろいど 週刊はじめての初音ミク
Amazon限定ダンボール ペーパークラフト付き」

04月28日発売■HOBBY:「D-Arts タナトス」
04月28日発売■HOBBY:「figma 魔法少女まどか☆マギカ 佐倉杏子」
04月28日発売■HOBBY:「figma Fate/Zero セイバー Zero ver.」
04月28日発売■HOBBY:「インフィニット・ストラトス ブルー・ティアーズ×セシリア・オルコット」
04月28日発売■HOBBY:「フィギュアーツZERO シェリル・ノーム」
05月01日発売■HOBBY:「リボルテックタケヤ SERIES No.004 増長天」



▼今週発売の新譜


04月25日発売■CD:「YUZU YOU[2006-2011] ブックレット付き初回仕様盤 / ゆず」

今週の新譜は、市場的にはゆずのベストがメインだが
私的には、3年振りとなる新居昭乃の2作同時リリースが気になる。




04月25日発売■CD:「Blue Planet / 新居昭乃」
04月25日発売■CD:「Red Planet / 新居昭乃」




04月25日発売■CD:「宇宙戦艦ヤマト/真赤なスカーフ / ささきいさお」

往年のファンからも拍手で迎え入れられた
新作ヤマトのテーマは、やはりささきいさお。
カップリングも「真赤なスカーフ」のままというのが二倍嬉しい。




04月28日発売■CD:「Rom Cassette Disc In NATSUME VOL2」
発売中■CD:「Rom Cassette Disc In NATSUME VOL1」

奇作「東方見聞録」の音源を収録してオールドゲーマーをアッと言わせた
「Rom Cassette Disc In NATSUME VOL1」に続く第2弾。
ナツメのもうひとつの代表作とも言える「アイドル八犬伝」を収録。
その他にも「東風」「アバドックス 地獄のインナーウォーズ」
「闇の仕事人 KAGE」「ラッキーモンキー」「ダンジョン&マジック」など。
ボーナストラックには、「ファイナルミッション」の海外版「S.C.A.T」のBGMと
「アイドル八犬伝」のゲーム未収録デモ音源(テープ音源)を収録。
未収録テープ音源・・・そんなモノが残っていたのか。
特製ブックレットには「アイドル八犬伝」の作曲家である見里朝生氏のインタビューも掲載。
狭い狭い目標にスナイパーライフルで銃弾を浴びせるようなこだわりぶり。




04月25日発売■CD+DVD:「お米のおはなし/カレーライス学校 初回盤 / 川越シェフ」

今や照英と双璧を成すオモシロ素材としての地位を確立した
川越シェフが、まるでそのポジションを誇示し始めるように歌手デビュー。
歌は意外と音痴ではないが、PVを見ると笑いしか出て来ないのが川越マジック。
「カレーライス学校」の振り付け付きに至っては完全に狙ってやってるだろう。