10月5日、永眠。
誰にでもある最期をいかにして迎えるか。
これからいくらでも悠々自適な老後が待っていたはずのジョブズは
僅か56年で一気に人生を駆け抜けていった。
ティム・クック氏へのバトンタッチも済ませ
CEOを退いた1ヶ月後というタイミングでこの世を去ったのは、決して偶然ではあるまい。
映画「エンディング・ノート」の言葉を借りれば
正に「上手に死ぬ」ための、完璧なスケジュールだった。
形として遺された商品と、次世代に受け継がれる想い。
私の身の回りも、ジョブズの子ども達で溢れ返っている。
発表会に登場する時のジョブズは、どんなに痩せこけていてもいつも笑顔だった。
世の中を楽しくするために生涯を捧げたのだから、湿っぽい別れは向かない。
だから私も、笑顔で別れを告げることにする。
ジョブズ、ありがとう。
あなたのおかげで、私の人生は確実に豊かになりました。
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