DS「トモダチコレクション」3ヶ月ぶりに首位奪還、他 | 忍之閻魔帳

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▼DS「トモダチコレクション」3ヶ月ぶりに首位奪還


■DS:「トモダチコレクション」

【紹介記事】ネタゲー要素てんこ盛り。DS「トモダチコレクション」

先週のゲーム市場は期待された新作が思ったほど振るわず、
準新作・定番タイトルが上位に再浮上、
DS「トモダチコレクション」、Wii「Wiiフィット プラス」、
DS「ポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー」がトップ3となった。
中でも、ミリオンセラーの続編である「ポケモン」「Wiiフィット」を押し退けて
3ヶ月振りに首位を奪還したDS「トモダチコレクション」の強さが際立つ。
先週も約5.9万本を販売し、累計販売本数は164.1万本に達している。
Wii「Wiiフィット プラス」も現在89.4万本で年内ミリオンはほぼ確実、
DS「ポケモン HG/SS」は298.5万本に達しており、
次週にもトリプリミリオン突破が確実となっている。



▼先週新作はどれも今ひとつ伸びず


■Xbox360:「レフト 4 デッド 2」(Z指定
■PS3:「ラチェット&クランク FUTURE 2」

先週発売の新作は、ある程度数字の見込める定番タイトルを中心とした
ラインナップだったのだが、前作実績を上回ったのは
Xbox360「レフト 4 デッド 2」(前作1.7万→今作2.8万:165%)
PS3「ラチェット&クランク FUTURE 2」(前作1.1万→今作1.5万:136%)のみで
盤石と思われたWii「太鼓の達人Wii ドドーンと2代目」(前作11.5万→今作2.9万:25%)
DS「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」(前作9.1万→今作2.6万:29%)
DS「ドラベース 2」(前作9.6万→今作1.9万:20%)など、任天堂ハードのタイトルは
前作比で7割以上数字を落とすタイトルが続出する厳しいスタートとなった。

PS3「ラチェット&クランク FUTURE 2」は現在私もプレイ中。
お子達にも評判の良い唯一のPS3タイトルが前作だったので
今作も購入したのだが、使用ボタン数からくる操作の壁がお子達には高かったようで
前作に続き、私が遊んでいるところを楽しそうに眺めているという図。
Wiiのソフトに関しては、私が手助けするまでもなく
勝手に引っ張り出して遊んでいるので、PS3が今後低年齢にも食い込んでいくためには
徹底的な噛み砕きが必要なのではないかと思う。
「リトルビッグプラネット」も「ラチェット」もまだまだ足りていない。


■Wii:「太鼓の達人Wii ドドーンと2代目! 太鼓とバチ同梱」
■Wii:「太鼓の達人Wii ドドーンと2代目! ソフト単品版」
■DS:「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」
■DS:「ドラベース2 熱闘ウルトラスタジアム ポーチ付き」

ある意味予想通りの苦戦となったのが、Wii「CALLING 黒き着信」(2300本)と
PSP「ジャック×ダクスター エルフとイタチの大冒険」(1100本)。



▼ハード市場では「ニンテンドーDSi LL」がトップ


■DS:「ニンテンドーDSi LL ワインレッド」
■DS:「ニンテンドーDSi LL ダークブラウン」
■DS:「ニンテンドーDSi LL ナチュラルホワイト」

ハード市場では、発売2日で10.4万台を販売した「ニンテンドーDSi LL」が43.4%でトップ。
「DSi」も3.2万台、「DSL」は2700台を販売しており、
DSフォーマット全体では138,197台、シェアは57.9%となった。
「PSP」は3.3万台、「PSP go」は4800台を販売。
据え置きでは、「Wii」「PS3」が共に2.9万台でほぼ拮抗している。



▼BD「ターミネーター 4」のデジタルコピーはなかなかの優れモノ


■BD:「ターミネーター 4 スペシャル・エディション」

というわけで早速デジタルコピーを試してみた。
PSNにサインインした後、シリアルナンバーを入力してコピー開始。
この辺の作業は最近増えてきたPS3用ソフトのDLCを入手する手順と全く同じなので
戸惑う方はほとんど居ないと思う。容量は1788MB。解像度は720×480。
PS3からPSPへのコピーについては、1アカウントにつき3台まで認証出来るらしいので
「PSP-3000」と「PSP go」の両方にコピーしてみた。
見た目で美しさは「PSP go」に軍配が上がるものの、
さすがにこのサイズでは字幕が少々キツい。「PSP-3000」の方が向いていると思う。
セル用のBD版のみのこの機能、サービスを利用出来るのは2010年11月30日まで。

ちなみに、30日付けのオリコンランキングによると
BD版「ターミネーター4」は初週で3.1万枚を販売し、
「ダークナイト」が持っていた洋画の初動記録を更新したとのこと。
次に更新を狙えそうなのは、来月発売の「トランスフォーマー・レベンジ」あたりか。



▼家庭での3Dは予想以上にウケる。


■BD:「モンスターvsエイリアン ボブのびっくりバースデー エディション」

同梱されているメガネが劇場で使用しているような代物ではなく
昔懐かしい赤緑メガネだったので、果たしてどこまで出来るかと思いつつ見たのだが
どうしてどうして、しっかり飛び出して見える。
しかも、昔の赤緑メガネに比べて画面の色もきちんと残っていて驚いた。
何よりもお子達の反応がすこぶる良く、ワーキャーと歓声をあげながら
画面に向かって手を伸ばす姿が微笑ましかった。これは買って正解。
残念ながら3D対応はおまけで収録された短編だけだが、充分満足しているようだ。
小さなお子様がいる家庭ならお勧め。



▼「私の中のあなた」他、新作BD/DVD情報


02月19日発売■BD:「私の中のあなた」
02月19日発売■DVD:「私の中のあなた」

ジョディ・ピコー原作のベストセラーを映画化した
キャメロン・ディアス主演の家族ドラマ「私の中のあなた」がBD/DVD化決定。

白血病の姉を救う目的でこの世に生を受けた妹が、
「もうこれ以上体を切り刻まれるのは耐えられない」と母親を相手取って
裁判を起こすという、かなり衝撃的な内容。
キャメロンを訴える次女役には、「リトル・ミス・サンシャイン」で
愛嬌たっぷりの末娘を演じて注目を集め、「幸せのレシピ」では
キャサリン・ゼタ=ジョーンズとアーロン・エッカートのキューピット役を、
「幸せの1ページ」ではジョディ・フォスターを脇に置いて
堂々と主演を果たした天才子役、アビゲイル・ブレスリン。
監督は、「ジョンQ 最後の決断」「きみに読む物語」ニック・カサヴェテス。

粗筋だけを紹介すると、ドロドロした親子関係のもつれを描いた作品かと
思ってしまいそうなのだが、実はそうではない。
裁判を起こした本当の理由が明らかになるにつれて
後半のストーリーが尻上がりに加速していく展開の上手さは
2009年度洋画の中でもトップクラスであろう。

誰かの命を救うためだけに生を受けたと知った時、私ならどう思うだろうか。
親を恨むだろうか、病床の家族を置いて家を飛び出すだろうか。
「もし自分の周りで起きたとしたら」をこれほど考えさせられる作品はなかなか無い。
少なくとも、簡単に「泣けました」と書けるようなお涙頂戴ものとは違う。

私的に気になったのは、キャメロン・ディアスが演じる母親のサラが
いつも金切り声をあげている、気の強いだけの女に見えてしまったこと。
白血病のケイトに愛情が偏ってしまうことも、看病疲れからくる苛々も
理解は出来るのだが、キャメロンの演技からは
「それでもどちらも可愛い私の娘」という、母親らしい大らかな愛情を感じなかった。
年齢的にラブコメもキツくなって来たので、ここらでイメージチェンジを図りたいという
気持ちも分からないではないが、この作品を受け止めるほどの力をまだつけていない。
ソフィア・ヴァジリーヴァとアビゲイル・ブレスリンが演じる娘達に負けてしまっている。
「イン・ハー・シューズ」で共演したトニー・コレットあたりが
サラを演じていれば、文句なしの傑作になったと思う。BD版を購入予定。


01月27日発売■BD:「アドレナリン2 ハイ・ボルテージ」
01月27日発売■BD:「アドレナリン2 ハイ・ボルテージ コレクターズ・エディション」

「トランスポーター」など、ド派手なアクションなら任せとけの
ジェイソン・ステイサム主演の「アドレナリン2」もBD/DVD化が決定。


02月24日発売■BD:「20世紀少年 BDセット 本編BD3枚+特典DVD1枚」
02月24日発売■BD:「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」
02月24日発売■DVD:「20世紀少年 DVDセット 本編DVD3枚組」
02月24日発売■DVD:「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」

三部作が無事完結した「20世紀少年」の「最終章」が発売決定。
シリーズ3作をセットにしたBOXもBDとDVDで同時発売される。



▼予約数ランキング(11月18日~11月24日)


1位■BD:「グラン・トリノ」50%OFF(2,490円)
2位■DVD:「ザ・ゲームメーカー サンソフト編」
3位■DVD:「ザ・ゲームメーカー ジャレコ編」
4位■DVD:「直角二等辺三角形TOUR / Perfume」
5位■DVD:「初回限定BOX あらびき団アンコール あの素晴らしい芸をもう一度」
6位■BD:「機動戦艦ナデシコBlu-ray BOX」(期間限定版)
7位■DVD:「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン 3」
8位■DVD:「ダウンタウンのガキ使 絶対に笑ってはいけない新聞社24時」
9位■DVD:大丈夫であるように Cocco 終らない旅 初回限定盤」
10位■BD:「ウルヴァリン:X-MEN ZERO 初回生産限定キラーパッケージ仕様」

BD/DVDでは、半額に値下げされているBD「グラン・トリノ」が1位。
「ザ・ゲームメーカー」2種類と「あらびき団」は先週とほとんど変わらない高水準をキープし、
年始発売のPerfumeライブも情報公開によって予約数が上昇中。
初登場は6位の「機動戦艦ナデシコBlu-ray BOX」と
7位の「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン 3」。
どちらも通常週ならばトップ3に入る勢いだったのだが、今週は上位が強過ぎた。
ちなみに、当BLOGでも取り上げた「USAVICH-DVD BOX プチキレ・BOX プラモ付き」は
プーチンとキレネンコのプラモデルが工場から脱走したために発売一旦中止とのこと。
大方、プラモの出来が酷かったので至急作り直しということだろう。
BOX発売に合わせて開催されるはずの渋谷パルコでの「USAVICHプチキレ展」
タイミングが妙なことになってしまった。

【お勧め】■DVD:「ディア・ドクター 限定版通常版」
【お勧め】■BD:「崖の上のポニョ特別保存版」

【紹介記事】101分間の飛び出す絵本。映画「崖の上のポニョ」宮崎駿
【紹介記事】うそとほんと。映画「ディア・ドクター」



斬撃のREGINLEIV Wii
1位■Wii:「斬撃のREGINLEIV(レギンレイヴ)」
2位■Xbox360:「ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園」
3位■Wii:「ニュー・スーパーマリオブラザーズ Wii」(発売日以降入荷分)
4位■DS:「クイズマジックアカデミーDS 二つの時空石
5位■Xbox360:「旋光の輪舞DUO 限定版」
6位■DS:「ラストウィンドウ 真夜中の約束」
7位■PS3:「ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園」
8位■DS:「ドラゴンクエストVI 幻の大地」
9位■DS:「無限のフロンティアEXCEED 限定版」
10位■DS:「くにおくんの超熱血! 大運動会 熱血高校サウンドトラック付き」

ゲームでは、Wii「斬撃のREGINLEIV(レギンレイヴ)」がトップ。
本作は任天堂タイトルにしては珍しく、フレンドコードの交換を必要としない
ロビーで仲間を連れ立って旅に出られる「PSO」方式の仕様になっている。
ただし、マナー違反を防ぐためにフリーワードでの会話は実現が難しかったらしく
予め用意された台詞を組み合わせての会話となる。
Wi-Fiによる追加クエストの配信については未定。
今のところWi-Fi表記が青マークなので無しかも知れないが
発売がまだまだ先なので今後赤(有料)に変更される可能性もあるか。
私的には、有料でも良いので追加クエストは是非やって欲しい。

2位と5位にはXbox360「ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園」
Xbox360「旋光の輪舞DUO 限定版」がランクインし、まだまだ360も元気。
来週発売の「アサシンクリードII」や、12月発売の「コール オブ デューティー」
やはり360版の予約数がPS3を上回っており、ネット上での人気は依然として高い。

【限定品】■PSP:「英雄伝説 空の軌跡 スーパープライスセット」
【限定品】■DS:「RPGツクールDS スペシャルエディション」(Amazon限定販売
【注目作】■Xbox360:「Fallout 3:Game of the Year Edition」(Z指定



▼明日(11月26日)発売の主な新作


11月26日発売■COMIC:「4コマ漫玉日記 アルカリ / 桜玉吉」
11月26日発売■COMIC:「4コマ漫玉日記 酸 / 桜玉吉」
11月26日発売■COMIC:「リアル 9 / 井上雄彦」
11月26日発売■DS:「レイトン教授と魔神の笛」
11月26日発売■DS:「ストライクウィッチーズ 限定版 ブルマ型ポーチ付き」
11月26日発売■Wii:「桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合! の巻」
11月26日発売■Wii:「カラオケJOYSOUND Wii DX」
11月26日発売■Wii:「カラオケJOYSOUND Wii 専用 USBマイクDX」
11月26日発売■Wii:「ぷよぷよ7」
11月26日発売■PSP:「ぷよぷよ7」
11月26日発売■Xbox360:「虫姫さまふたり Ver 1.5 通常版 初回生産分」
11月26日発売■Xbox360:「虫姫さまふたり 対応スティック」