「みんなのテニス」出足好調、「るろうに剣心」は品切れ続出中 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)



■PS2:「みんなのテニス」


秋商戦最初の目玉である「みんなのテニス」が発売された。
試遊台設置店全店への体験版配布、
3年振りの本体値下げ、大量のスポットCMと、
万全の援護射撃を受け、初日から10万本を超えるヒットとなっている。
受注数こそSCEの目標より低めになってしまったが、
「みんなのGOLF」と同じラインを辿ることが出来れば
50万本も充分達成可能であろう。



■PS2:「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 炎上!京都輪廻」
 葛藤フィギュア付き


一方、原作ファンからの高い支持を受け、「るろうに剣心」も好調。
受注段階で苦戦したせいか、品切れも出ているようだ。
「聖闘士星矢 聖域十二宮編」「幽遊白書 FOREVER」と
ほぼ同等のスタートとなっているので、
最終着地点も2作と同じ12~15万本あたりということか。
今回はバンプレストの読みがズバリだ。
「るろうに剣心」でこれだけ売れるなら、
バンダイナムコから10月26日に発売される
「ジョジョの奇妙な冒険」もかなり健闘する予感。



■PS2:「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」


●背脂ギトギトのこってり味「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」



■PSP:「リッジレーサーズ2 スペシャルサウンドCD付き」


予想以上にCM量の多い「リッジレーザーズ2」は
前作のことさえ考えなければまずまずで、
初週販売数は3万本に届くかどうかといったところ。
私も現在プレイ中。
読み込みが若干気になるものの、それ以外には不満はほとんど無い。
「鉄拳」といい、ナムコはSCE以上にPSPを上手く使いこなしている。



■PSP:「ACE COMBAT X Skies of Deception」


来月26日発売。
PS2版に比べればグラフィック的にどうしても見劣りはするが、
PSP発売から2年経ち、開発側のスキルが上がって来たことを
感じさせる仕上がりになっている。
「頑張っている」ことに価値を見出せるなら買い。

【その他のニュース】

▼8月末時点での「DS vs. PSP」まとめ(電撃オンライン)

■本体の累計販売台数
DS:1051万台
PSP:392万台

■ソフトリリース数と総販売本数
DS:253本/3570万本
PSP:268本/971万本

■ミリオンタイトル
DS:9本(内300万超えは3本)
PSP:0本(最高は「モンスターハンターP」の66万本)

数字だけ並べると惨敗しているように見えるが、
PSPにはプチヒットタイトルがかなりの数潜んでいる。
ミリオンヒットが連発しているDSと違い、
慢性的なキラータイトル不足に陥っているPSPでは
「指名買い」より「物色買い」が多く、
ランキング圏外に消えてからジワジワと売り上げを伸ばす
ロングセラータイトルが続出しているのだ。

PS2版、DS版は不発に終わった
「ブレイブストーリー」のPSP版などは典型例で、
初回出荷数こそ1万本程度であったが、
累計では既に4万本を超えている。
1000本単位で出荷数を伸ばし続けるPSP市場は
D3の「SIMPLEシリーズ」に似ている、と書くと怒られるか。
では例えを変えよう。

PSP市場は演歌市場に似ている。

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