今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)



■DVD:「SPIRIT<スピリット> 特別版」

■DVD:「SPIRIT<スピリット>」

今週のDVDは1本のみ。
「チャイルドプレイ」「フレディvsジェイソン」のロニー・ユーと
ジェット・リーと聞くとかなりのキワモノかと思いきや
王道のカンフー映画に仕上がっている。
スピード感を優先したためかシナリオは若干説明不足だが、
これを最後に本格アクションからは引退すると表明した
ジェット・リーの勇姿を見る最後のチャンスだ。
ただ、どうしても許せない点がひとつだけ。
中村獅童は要らんかった。



■PS2:「ペルソナ3 特典CD-ROM付き」

■PS2:「実況パワフルプロ野球13」
■PS2:「サルゲッチュ ミリオンモンキーズ 文房具セット付き」


PS2はこの3本が柱。

「ペルソナ3」は既に予約を締め切ったショップもチラホラあるようで
根強いファンに支えられたシリーズの面目躍如といったところ。
ただ、同シリーズはいずれも超初動型なため、
初週販売数が累計を大きく左右することは間違いない。

「サルゲッチュ」は、PSPに注力しているSCEが
今夏のPS2の看板タイトルに位置づけている。
ただ、その割にはどうにもやっつけた印象を拭い切れない。
「サルゲッチュ」と「ラチェット」をミックスしたから
子供には倍ウケるだろうというのも安直過ぎるのでは。
2つのシリーズをミックスするなら、
良いトコ取りでなければならないはずだ。



■PSP:「クイズ機動戦士ガンダム 問戦士DX 特製ポーチ付き」

■PSP:「天外魔境 第四の黙示録」
■PSP:「LocoRoco」
■PSP: 「LocoRoco 得得パック(ホワイト)」
■PSP: 「LocoRoco 得得パック(ブラック)」

「LocoRoco」については以前取り上げたので
1番手は「ガンダム」から。
収録数8000問とは言っても「ガンダム」にまつわる物ばかりなので、
原作に相当な愛情がなければ太刀打ち不可能なクイズゲーム。
TV版を流し見した程度の私には不向きだが、
「ガンダム版のカルトQ」と聞いて
闘志が燃え上がるガンダムファンならお勧め。
どの道数が売れるタイプではないので、
狭く深くを狙ったソフトをPSPで、というのは正しい選択であろう。
ポーチが欲しい、が、クイズはわからん。
が、ポーチは欲しい。ううむ。

ハードを牽引する神通力など残っていないにも関わらず、
ジプシーのように各ハードを放浪する「天外」シリーズ。
今度はPSP。
セガサターンで発売されていた「第四の黙示録」の移植版。
シナリオに若干の修正は加えられているが、基本的には同じ物だ。
リメイク版に非難が集中したため、DS版「2」以降、
「過去の天外シリーズを移植するならベタ移植で」となったらしい。
大正解。

SCE渾身の1本「LocoRoco」がいよいよ発売。
「GENJI」といい「ローグギャラクシー」といい、
SCEが力こぶを膨らませるほどセールスは伸び悩むという
パターンが続いているが、「LocoRoco」は頑張って欲しい。
私は購入予定。

●背負わせる看板が重過ぎて不憫な「LocoRoco」(過去ログ)



■DS:「プロジェクトハッカー 覚醒」

■DS:「NARUTO ナルトRPG3 九尾のシッポストラップ」付き」

DSはこの2本。
アドベンチャー好きな私だが、「プロジェクトハッカー」は
ネット犯罪という最新のテーマを扱っていながら
全体の雰囲気は前時代的というか、今ひとつ垢抜けない印象。
クラシカルなアドベンチャーだと了解の上なら。



■GBA:「bit Generations dotstream」

■GBA:「bit Generations DIALHEX」
■GBA:「bit Generations BOUNDISH」

「bit Generations」シリーズ7作のうちの3作も今週発売。
Amazonではミクロ用のストラップも付いて来る。

●ミクロに価値を見出した人向け
 「bit Generations」シリーズ(過去ログ)


■Book:「うつうつひでお日記」吾妻ひでお

これは完全におまけ。
「失踪日記」が大ヒットした吾妻ひでおの新作。
新作とは言っても本当にただの日記で、
しかも食生活までが恐ろしいほどにパターン化されていて驚く。
「失踪日記」のような自爆覚悟の凄みは無いが、
それだけに相当根深いものが感じられたりもする不思議な作品。