■DS:「まわしてつなげるタッチパニック」
タイトルは「ファミコンウォーズ」風に読んでいただければ。
さて、5月25日といえば
「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」の発売日である。
世間が「マリオ」一色に染まるであろうその日に、
同じ任天堂から発売されるという命知らずなタイトルが
「まわしてつなげるタッチパニック」である。
開発は、AKI Corporation。
「プロレス」ゲー専門かと思いきや、いきなりパズルゲームで驚いた。
現在、DSではいくつかのパズルゲームが発売されているが、
本作は「ポケモントローゼ」や「テトリスDS」などの万人向けパズルではなく、
「直感ヒトフデ」「瞬間パズループ」などの
コアなパズルゲーマー向けの仕様になっている。
「まわしてつなげるタッチパニック」は、
「15パズル」や「水道管ゲーム」の流れを汲むパズルゲームで、
ジジィゲーマー向けに説明すると
「ガッタンゴットン」「BLODIA」(DIABLO)「ゴルビーのパイプライン」
おもちゃで言うところの「チクタクバンバン」のようなゲームである。
「ガッタンゴットン」は、コナミよりiモード向けアプリとして
リリースされているので御存知の方もいらっしゃるかも知れない。
全部知っている貴方は私の心の友だ。
公式HPの遊び方説明を見ても分かる通り、
本作は上記の中でも「ガッタンゴットン」に特に似ている。
タッチペンを使った操作とWi-Fiを使った対戦モードが無ければ、
「ガッタンゴットン」のアレンジ版と言っても差し支えあるまい。
私の触ったバージョンが製品版かどうかは分からないのだが、
全体的にどのモードも難易度が高い気がした。
(遊び方が分からないわけではない)
これは、玉の転がるスピードや時間制限、難易度の上昇カーブなど
微調整の部分に問題があるものと思われる。
「直感ヒトフデ」や「瞬間パズループ」でも感じたことだが、
任天堂のチェック担当者はパズルゲームが上手過ぎるのではないか。
時間制限がドキドキ感のアップに一役買うのは事実だが、
このゲームは序盤から忙し過ぎるように思う。
「15パズル」に関しては、「ルービックキューブ」などと同じで
得手・不得手がはっきり分かれるため、
単に私が下手っぴだったという可能性もないではないが、
私はかつて「BLODIA」を全面クリアしたジジィである。
そんなはずはない、と思いたい。
*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。
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タイトル:まわしてつなげるタッチパニック
機種:ニンテンドーDS
メーカー:任天堂
発売日:2006年5月25日
価格:3800円(税込み)
公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/ap9j/
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