ケロケロ7
バンダイの新作をもう1本紹介しよう。
「ケロケロ7」は、「月刊コロコロコミック」誌上で
連載している読者参加型企画から生まれた
ニンテンドーDSオリジナルのアクションゲームである。
キャラクターデザインは
「ゴー!ゴー!コニーちゃん」「ケロケロキング」の木原庸佐氏。
システムは割とベーシックな面クリア型のアクションなのだが、
特筆すべきはその操作性の良さ。
初プレイでもすんなり手に馴染む快適さはDSでもトップレベルではないか。
擦る、叩く、回す、息を吹きかける等、タッチパネルを使った数々の動作も、
操作を煩雑にすることなく、ゲーム性を高めることに成功している。
また、本編のアクションゲームだけでなく
ピクトチャットのアレンジ版である「スパイメモ」
声を録音して友達に飛ばすことが出来る「スパイレコーダー」など
DSをスパイギアに変身させるおまけ要素も付いている。
アクションステージやスパイギアのほぼ全てが
ワイヤレス通信を使って配布可能というのもなかなか太っ腹だ。
子供の伝播力を期待しての仕様なのだろう。
何度も死んで覚えるタイプのアクションや
瞬きも出来ないシューティングをやりたいという
血気盛んなゲーマーには向かないかも知れないが、
アクションゲームデビューを考えている年少者や
息抜きに軽めのアクションがやりたい女性ユーザー、
歯応えのあり過ぎる最近のアクションゲームには
まるで歯が立たないジジィゲーマー等にとっては
意外な掘り出し物かも知れない。
やるな、バンダイ。
*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル:ケロケロ7
機種:ニンテンドーDS
メーカー:バンダイ
発売日:2006年1月19日
価格:5040円(税込み)
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