■義経紀(通常版)
■義経紀(限定版)
バンプレストから発売される「義経紀」は、
「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」の小畑健を
キャラクターデザインに起用した和風剣術アクションである。
(ちなみにHPでは「絢爛剣術アクション」となっている)
システムをざっと説明しておくと・・・
プレーヤーは主人公の義経を操作するのだが、
同時に仲間を一人連れていくことが出来る。
異なった特性を持つ4人の仲間を臨機応変に使い分け、
的確な指示を出しつつ自分も戦闘していくというスタイルだ。
キャラクターの組み合わせによって様々な連携技が発動する、
クリア後はコスチュームチェンジや
仲間を自分で操作することが可能になるなど、
和風剣術アクションの定石をきっちり守った作品で、
特にここが新しいといった要素は見当たらない。
プレイした感じではキャラクターが非常に軽く、
グラフィックのレベルも爽快感も低めだったのだが、
発売までに改善されているかも知れない。
「戦国BASARA」も「真・三國無双 猛将伝」も、
挙げ句の果てに清原にまで手を出したが、
それでもまだこの手のジャンルが遊びたいというユーザー向けか。
一通り出尽くした感のあるこの作品を売り込むには、
何か工夫が必要である。
そこで、バンプレストが白羽の矢を立てたのが小畑健というわけだ。
「ヒカルの碁」の2300万部、「DEATH NOTE」の1200万部など、
今やヒットメーカーの仲間入りを果たした小畑氏は、
数千部売れればヒットと言われるカレンダーですら1万部、
4000円近い画集も7万部を売り上げるほどの固定ファンを抱えている。
今回用意される限定版も、
●新規録り下ろし新作ドラマCD
主要キャラクターのプレストーリーなど約70分のドラマを収録。
16ページオールカラー解説書付き。
●特製フォトフレーム入りイラスト
広告向けイラスト、パッケージイラスト、描き下ろしの3種セット。
●BOX仕様
と、小畑氏のコアファン、女性ファンにターゲットを合わせた構成になっている。
この内容が2000円の上乗せに見合っているのか否かは微妙なところだが、
それよりも生産数が3万本というのが気になる。
昨今の限定版事情を見る限り、明らかに多いような気もするのだが・・・
全ては小畑氏の神通力次第ということか。
*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。
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タイトル:義経紀
機種:PS2
メーカー:バンプレスト
発売日:2005年12月1日
価格:通常版・7140円(税込み)
:限定版・10290円(税込み)
公式サイト:http://www.yoshitsuneki.jp
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