PSP「脳力トレーナーポータブル」DS「教授」と同等の好スタート | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

「任天堂さんが電波を使ってくれた効果が持続しているうちに出したい」
このセガの思惑はズバリ当たり、
PSPで発売された「脳力トレーナーポータブル」(「脳力」)は初週で約5万本と
DSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(「教授」)を
僅かに上回る好調な出足となった。
「教授」の発売当時と現在とでは、
この種のソフトに対する認知度に大きな開きがあるとはいえ、
後追いの企画でこれだけの結果が出れば大成功であろう。
「教授」の発売時と明らかに異なっているのは、
PSP本体の販売台数がほとんど伸びていないことだ。
ソフト不足でハードを持て余している
「現PSPユーザー」に訴求はしたものの、
新規層の開拓までには至っていない、ということか。
「ウイニングイレブン ユビキタス」の累計販売本数は現在約17万本。
「脳力」が「教授」(累計70万本)の30%程度の売り上げさえ確保出来れば
充分追い抜けるのだが、さて。

今週はDS向けに新作が多数投入されたが、
「たまごっち」「教授」「やわらかあたま」「nintendogs」の4強が
相変わらず上位をがっちりキープしていることもあってか、
「ポケモントローゼ」と「スーパープリンセスピーチ」が
頭ひとつ抜けた以外は低調な結果に終わっている。

「CR新世紀エヴァンゲリオン」は品切れのチャンスロスもあり、
週末で数字を伸ばすことが出来なかった。
キャラクター的な需要も高いタイトルだけに
通常のパチンコ・パチスロシミュレーターのような
ロングセラーを期待するのは危険だ。リピートは慎重に行いたい。