原題・「Friday Night Lights」・2004年・アメリカ
監督・ピーター・バーグ
出演・ビリー・ボブ・ソーントン
●あらすじ
テキサス州オデッサ。 バーミアン高校アメリカン・フットボール・チーム・パンサーズは、9月のシーズン開幕を前に、州の優勝候補として町全体の熱狂的な期待を一身に背負っていた。
ヘッドコーチであるゲインズは、町の人々からの異常なプレッシャーを冷静に受け止めながら、選手たちを鼓舞し、支えていく。
やがてシーズンが開幕し、順調に勝ち進むパンサーズだったが・・・
●感想・・・観たのは初めて
原作はH・G・ビッシンガーの小説「フライデー・ナイト・ライツ」。
テキサス州の高校アメフトチームが、1988年シーズンで経験した実話を描いた1作。
実話で試合や練習シーンが多く、アメフト物に多い青春や恋愛要素が薄い作品。作中では選手たちの、葛藤や挫折と希望が描かれております。
臨場感と迫力ある試合シーンが見所。
アメフトの基本的なルールが判る判らないで、面白さがかなり違ってくる作品。
マスコミや周りの大人達に絶えずプレッシャーを掛けられる、選手達とコーチの姿が描かれます。
地元の高校アメフトチームに、のめり込み熱狂しすぎな周りの大人が酷すぎ。それしか娯楽や関心事がないのかと思うばかり。
このあたりは競技を高校野球に、置き換えると判りやすいかも。どこの国にも実際にプレーする選手よりも、熱くなる馬鹿な大人が多いです。
●出演者
ゲイリー・ゲインズ役:ビリー・ボブ・ソーントン
パンサーズのコーチ。
いつものビリーとは違い、アクの強くない普通の役どころ。これはこれで結構珍しいかも。
メインで描かれるのはこの4人。それぞれ現在も活躍中。