寺沢大介・高橋遠州/キッテデカ | Sinn本館

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「寺沢大介・高橋遠州/キッテデカ」

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・出版社 小学館・全2巻
・出版年 2013年~2014年
・入手度 容易
・ジャンル 警察 切手 ドラマ
・おすすめ度 ★★☆ 切手好きな人には+☆

警視庁刑事部特別捜査室に勤務する刑事・前島郵雅は、筋金入りの切手マニア。敏腕でもなければ、仕事への情熱も感じられないお気楽な公務員である。 何しろ、切手のことにしか興味をしめさないが、その切手への情熱が、難事件の解決に役立つこともあったりして・・・

馬鹿馬鹿しくも面白い作品で、コメディタッチのミステリー物。全てのお話に切手(郵便)が絡んだお話で、子供の頃に切手収集がブームだった中年世代におススメ。
逆に言えば、今の若いメール世代にはあんまり面白さは伝わらないような気はしますが・・・全2巻を一気に読ませるお話が秀逸。

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主人公・前島郵雅 切手マニアの刑事で、数々の(切手が絡む)事件を解決していく。

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一円切手のお話。そういえば子供の頃シートで買ってあちこちペタペタ貼った記憶が・・・

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ウンチクも多数収録。

それにしてもなぜ今、切手なのだろうか?と思ったのだが、掲載誌がビック・コミックなので、やはり年齢層の高い読者向けなんだろうなあ。

小学生ぐらい時に切手ブームで、記念切手とかを発売日に買いに行ったりしていたけど、ブームはあっという間にさってしまいました・・・その頃集めた切手はいまだに持っております。

メール全盛のこの時代だから面白い作品で、特に切手ブームを知っている人には面白く読める作品だと思います。