こころのブレーキを外しましょ。 | メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

過去に「おまえはダメだ」という評価を人から与え続けられてしまったために、自信喪失に陥ってしまい、本来できるはずなのに「私にはできない」と自分に自分の限界を与えてしまい、能力を発揮できず負のスパイラルから抜け出させずにいる人を助ける。
マンツーマンコーチング

私たちは日常の中で、さまざまな能力に対してブレーキを変えています。
それは、本来出てくることができるものなのに、
なぜかストップがかかってしまっているのです。

多くの場合は、他人によるブレーキ。

「何言っているんだ、そんなこと無理だ」
「根拠はなんだ」
「素人のくせに」
「夢みたいなこと言ってないで」

など、過去に他人から言われた言葉を、受け入れてしまい
納得してしまうことで、能力に対してブレーキをかけているのです。



「できるはずなんだけどなぁ」と思いつつも
責任はとれないから、上司の指示に従っておこう
波風立てると、後でめんどくさいからやめておこう
などと思い、諦めてしまう。

ところが、このようなストップをかける、他人の言葉を受け入れて
しまうクセが付いてしまうと、本来の自分の能力を出し惜しみしてしまうのです。

「限界域」を知らぬ間に作り上げてしまい、いつしか
「自分にはここが、自分らしい」と固定観念が出来上がってしまう。


これが、自己イメージになり
もともと、限界を持っていなかったのに、
他人によってつくられてしまうのです。


自分に対して過小評価をしてしまうと、
エフィカシー(自己能力に対する自己評価)が下がると
途端に、今度は周りを下げて、
自分のポジションを維持しようとします。



これが、やっかみ、ひがみになり
言葉として、悪口となって表面化されてきます。



他人をキズつけることで、現状の心を保とうとしてしまいます。

また、やっかいなのが、この状態を繰り返していると
「悪口を言う」ことが、今度は日常化してしまい
それを、維持ししようとしてしまうのです。


慢性化してしまうと、いつしか
本来能力を発揮できるものがあるのに、自分で自分にブレーキをかけてしまいます。

これが、能力に対するブレーキの仕組みです。



ならばどうすればよいのか。
方法はいくつかあります。
自分でやる方法のひとつとして、

良いセルフトークを続けることです。

よい言葉を使うこと。
他人に対して、よい所を見つけそれを言葉にする。


身近な人の良い所を伝えてあげること。

『よかった探し』をすることです。

どんな小さなことでも構いません。
むしろ、小さなことに気づく方がいいかもしれません。


一度やってみるとわかるのですが、
普段あまりにも、当たり前過ぎて見落としていることに気づくのです。
この『気づき』を得た時がチャンスです。


「あぁ、こんなことに気が付いた私ってスゴイな

自分を認めること。
この自己肯定がエフィカシーを徐々に上げていきます。


他人の良い所の方が見つけたら、言葉にして外に出す。
たったこれだけで、その場の空気と自分が変わることを実感できますよ。


自分の声を一番聞いているのは、自分です。
そして、それを作り出せるのは自分なのです。
セルフトークを変えるのも、変えないのも自由に選択できます。


それでも、あなたを強くしてあげられるのは、あなたしかいないのです。


「Yes, I'm good !!」