mokiti okada -46ページ目

大黒様は笑ったのを選ぶべきだ

 大黒様の彫刻に上手、下手が随分ありますが、御開眼を頂けばお働きには変りは御座居ませんでしょうか。ま


た口を開いて笑っているのは余りよくないと言う説がありますがどうで御座居ましょうか。

 大黒様は笑ったのを選ぶべきだ、口を開けてるのは江戸時代のもので、現代のも


のは口を塞いでる、中には泣いてるのや、苦悶してるようなのなどある。これらは貧


乏大黒である。

 大黒様は、本当は木がよい。

 大黒様は、本当は木がよい。金は嘘で、金は観音様だけならいい。外のものはよすぎる。
 木の大黒様を代りに祭るとよい。

エビスは海幸、大黒は陸の幸

大黒様の槌、袋、俵はどんな意味がありますか、また俵の状態が色々ありますがどれが正しいのですか。

 槌は小槌だが、地面から出る宝という意味にもなる。エビスは海幸、大黒は陸の幸


である。袋は、種々な宝物が入っている訳である。俵は米俵で、主食をもっている。


俵の真中へ宝珠の玉がついたのや種々あるが、これは彫刻する人の頭で考えたも


のである。俵に風呂敷を掛けたのや、直に乗っているのや、槌を振ってるのも、持っ


ているのもあるし、足を上げているのも種々あるが、作者の考えによってやったもの


である。また俵は一つのも二つのも三つのもある。(S23.10.27)