「Yes/Tormato」・1978年・9th
03 Madrigal
05 Arriving UFO
07 Onward
08 On The Silent Wings Of Freedom
●Yes(Wiki)
1968年結成のイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。1981年解散、1983年再結成。
本作のメンバーは、ジョン・アンダーソン(Vo)、クリス・スクワイア(B)、スティーヴ・ハウ(G)、アラン・ホワイト(Ds)、リック・ウェイクマン(Key)
●9th:「トーマト」(Wiki)
8th「Going For The One」の1年2ヶ月後リリースの9th。
①「輝く明日/歓喜」:明るい音色が響くポップなプログレ。
②「クジラに愛を」:ロックな(反捕鯨)メッセージ・ソング?
③「マドリガル」:優雅で繊細な小曲。
④「自由の解放」:ロック色の濃い曲でアラン・ホワイトのドラム・ソロ有。
⑤「UFOの到来」:軽快なSFTV主題歌風?チープなシンセの音色が好きになれず。
⑥「天国のサーカス」:ファンタジック・ポップ。ジョンの息子によるナレーションが話題。
⑦クリス作のハートフルなバラード。時の流れが止まったようなマッタリ感が好き。
⑧「自由の翼」:軽快に自由奔放に疾走するプログレッシブ・ロック。
②全英36位、④
前作と同じくジャケットはヒプノシス、バンドによるプロデュース作品。
歓声やSEを多用、幻想的観念的な世界感が薄れ現実的なテーマ多しの異色作。
アルバムタイトルは「潰れたトマト」からの造語。
元々は実在する「Yes Tor」なる岩山から変化したとか・・・ジャケットの人物の後ろに映っている岩山がそれなのかも?
本作は現在でも無視されがちで、問題作の次作「Drama」よりも取り上られておらず・・・
CD化&廉価盤ブーム時にも雑な扱いで名作に追いやられてました。それゆえ後追いファンは本作までたどり着けずで、自分も購入したのは最後の手前位でした。
人間関係の悪化からジョン・アンダーソン、リック・ウェイクマンが脱退。
●参考