Whitesnake/Slip Of The Tongue | Sinn音楽館

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「Whitesnake/Slip Of The Tongue」・1989年・8th

01  Slip Of The Tongue

02  Cheap An' Nasty

03  Fool For Your Loving

04  Now You're Gone

05  Kittens Got Claws

06  Wings Of The Storm

07  The Deeper the Love

08  Judgment Day

09  Slow Poke Music

10  Sailing Ships

(PV:③、④、⑦ 注:オリジナルの曲順)

 

●ホワイトスネイク(Wiki

1978年結成のイギリスのHRバンド。

メンバーはデイヴィッド・カヴァデール(Vo)、スティーヴ・ヴァイ(G)、ルディ・サーゾ(B)、トミー・アルドリッジ(Ds)、エイドリアン・ヴァンデンバーグ(G)

 

●8th:「スリップ・オブ・ザ・タング」(Wiki

7th「Whitesnake(1987)」の1年7ヶ月リリースの8th。

 

①オープニングからヴァイ節炸裂!ゴージャスなHR。

②ワイルドなアメリカンHR。デビカバのシャウトとスティーヴのギターがイイ♪

③初期からのファンは拒絶反応・・・それゆえかヒットせず。本作では浮き気味。

④エモーショナルな歌声に合う哀愁メロディアス・ロック。本作の中で一番のお気に入り。

⑤「アゥアゥアゥアゥ~」の雄叫びからスタートは前作と同じパターン(爆)。

⑥ヴァイ節炸裂のスピード・ナンバー。縦横無尽に所狭しと弾きまくるGソロに悶絶。

⑦ソウルフルな歌声が響くドラマチックなバラード。

⑧ダーク&ドラマティックなスロー・ロック。「Kashmir」パクリ扱いされた不遇曲。

⑨ちょっとファンキーな異色曲。当時よりも現在の方が違和感がない曲かも。

⑩哀愁漂う泣きのバラード。ドラマティックに盛り上がる中間部は好き嫌い別れそう。

 

③全英43位、全米37位、⑦全英35位、全米28位、④全英31位、全米96位

個人的にはスティーヴ・ヴァイ色の強い本作はお気に入りの1枚。

ホワイトスネイクの代表作としては薦めないけど、80年代末期のHR/HMとしておススメ。

 

デイヴィッド・カヴァデール以外のメンバーは総入れ替え。

これはお約束の規定路線でしたが、まさかのスティーヴ・ヴァイにはビックリ。それゆえ本作は当時賛否両論どころか超問題作扱い。

 

もっとも↑は当時の話で現在は覚えている人、取り上げる人も減り昔懐かしの想い出。

当時スティーヴ・ヴァイはホワイトスネイクに合わない、ホワイトスネイクは終わったと大騒ぎしていた人多し。

 

現在聞き直せば拒否反応を起こす程ではないと思うのですが、記憶の上書きが不可能な人には向かないアルバムなのかも。

個人的には次の異色プロジェクト「Coverdale-Page」の方が・・・

 

「Fool For Your Loving」:全英43位、全米37位

3rd「Ready An' Willing」収録曲をセルフ・リメイクするも強烈な拒否多し。

 

 

●参考&過去記事