Boston/Don't Look Back | Sinn音楽館

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「Boston/Don't Look Back」・1978年・2nd

01  Don't Look Back

02  The Journey

03  It's Easy

04  A Man I'll Never Be

05  Feelin' Satisfied

06  Party

07  Used To Bad News

08  Don't Be Afraid

(PV&参考:①、④、⑤、⑥)

 

●ボストン(Wiki

1976年結成のアメリカのハード・ロック、プログレッシブ・バンド。

本作時メンバーはトム・ショルツ(G、Vo)、ブラッド・デルプ(Vo、G)、フラン・シーン(G、B)、バリー・グドロー(G)、シブ・ハシアン(Ds)

 

●2nd:「ドント・ルック・バック」(Wiki

1st「Boston」の2年後リリースの2nd。旧邦題「新惑星着陸」

 

①ドライブ感溢れるオープニング・ナンバー。軽快爽快なギターが心地良し。

②ギター&オルガンによるスペイシーなインスト。↑↓を効果的に繋ぐ曲。

③センチメンタルなポップ・ロック。ツイン・リード、コーラスのハーモニーがイイ♪

④ブラッド・デルプのエモーショナルなボーカルが光るロック・バラード。

⑤手拍子が良いアクセントの軽快でノリノリなロック・ナンバー。

⑥ノリノリのロックン・ロールなザ・パーティー・ソング。

⑦切ないイントロがビートルズを連想。アコースティック&プログレの味付けも良い。

⑧ちょっとファンキーなロック・ロール。コーラス、ワウとスライドのツイン・ギター◎

 

①全米4位、全英43位、④全米31位、⑤全米46位

前作と同じくトム・シュルツこだわりの「No Synthesizers Used」「No Computers Used」作品。

 

前作はブラッド・デルプのボーカル以外は、全てトム・シュルツがレコーディング。

本作はバンドによるレコーディングで、そのあたりの微妙な違いがチラホラ伺えるアルバム。完璧主義者のトム・シュルツとのレコーディングは神経を使い減らしそうだけど・・・

 

ボストンはやたら産業ロック扱いされており、資料を集めている際にその評価に数多く遭遇。特に後追いで聞いた人にこの評価が多い気がします。

何でもカテゴライズする悪い風潮に毒されすぎで、そんな評価を気にせず聴きたいアルバム。

 

「A Man I'll Never Be」:全米31位

哀愁漂う歌声&泣きのギターが沁みるメロディアスなバラード。日本人好みの曲。

 

 

●参考

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