'Til Tuesday/Welcome Home | Sinn音楽館

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「'Til Tuesday/Welcome Home」・1986年・2nd

01  What About Love

02  Coming Up Close

03  On Sunday

04  Will She Just Fall Down

05  David Denies

06  Lovers' Day

07  Have Mercy

08  Sleeping And Walking

09  Angels Never Call

10  No One Is Watching You Now

(PV: 注:PV以外は公式音源無し)

 

●ティル・チューズデイ

1982年ボストンで結成されたロック・バンド。1988年解散。

メンバーはエイミー・マン(Vo、B)、ロバート・ホームズ(G)、マイケル・ハーズマン(Dr)、ジョーイ・ペッス(key)

 

●2nd:「ウェルカム・ホーム」

1st「Voices Carry」の1年2ヶ月後リリースの2nd。

 

①エイミー・マンの澄んだ歌声が印象的な哀愁ラブ・ソング。

②ノスタルジックなフォーク&カントリー。クールなエイミーの歌声が◎

③透き通った歌声が響くエレ・ポップ。欧州のバンドのような陰りのある音。

④ビートルズからの影響大なピアノ・ソング。

⑤ナチュラルなフォーク・バラード。泣きのGソロが印象的。

⑥ニューウェーブ色の強い前作路線の曲。本作の中では音楽性が違う為か浮き気味。

⑦SSW風の落ち着いたスロー・ソング。後のエイミーのソロに近い音楽性。

⑧様々な音を混ぜこんだポップ・ソング。この曲もビートルズからの影響大。

⑨クール&ビューティーな歌声によるカントリー・フォーク。

⑩美声を生かしたアコースティック・バラード。情感たっぷりな歌声はエイミーならでは。

 

①全米26位、②全米59位

デビュー・アルバムのヒットから期待されるも、良くも悪くも期待を裏切ったアルバム。

 

ニューウェーブ色が減少、ロック、フォーク、カントリー路線へと音楽性が変化。

エイミー・マンの成長によって音楽性が変化した模様。聴けば聞くほど前作と異なり、この時点で既にバンド形態にこだわる必要がない状態に。

 

日本ではシングル・ヒットがなかった為か、前作程には注目を浴びず。

エイミー・マンのファンであれば、成長過程の1枚として聞く価値あり。それ以外の人にはちょっと退屈なアルバムかも。

 

 

●参考&過去記事