Survivor/Vital Signs | Sinn音楽館

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「Survivor/Vital Signs」・1984年・5th
01  I Can't Hold Back
02  High On You
03  First Night
04  The Search Is Over
05  Broken Promises
06  Popular Girl
07  Everlasting
08  It's The Singer Not The Song
09  I See You In Everyone
10  The Moment Of Truth

(PV:①、④、⑩)

 

●サバイバー(Wiki

1977年結成のロック・バンド。本作時はフランキー・サリバン(G)、ジム・ピートリック(Key、G)、マーク・ドラウベイ(Dr)、ステファン・エリス(B)、ジミ・ジェイミソン(Vo)

代表曲はロッキー3主題歌「Eye Of The Tiger」、ロッキー4主題歌「Burning Heart」等。

 

●5th:「バイタル・サインズ」

4th「Caught in the Game」から約1年ぶりの5th。

ボーカルがデイヴ・ビックラーからジミ・ジェイミソンへチェンジ。

 

①爽快なアメリカン・ロック。ブロンド美女登場の80年代らしいPVも◎

②ポップ&キャッチーで、いかにもラジオから流れてきそうな曲。

③ドラマティックな展開が痺れる軽快ロック・ナンバー。

④産業ロックって何?なメロディアスなラブソング。メンバーの小芝居炸裂なPVもイイ感じ。

⑤本作の中ではちょっと地味なロック・ソング。

⑥ポップ&キャッチーなロック・ナンバー。マイナー調のメロディーはバンドならでは。

⑦エモーショナルな歌声&泣きのギター炸裂のパワー・バラード。

⑧これぞサバイバーな哀愁漂うロック・アンセム。

⑨ラストはダイナミックなロック・バラード。完成度の高さはサバイバーならでは。

⑩ボーナス・トラック:映画「ベスト・キッド」主題歌。この曲なぜかヒットせず・・・

 

①全米13位、全英83位、②全米8位、④全米4位、③全米53位、⑩全米63位

⑩当時は邦盤のみでしたが、現在はリマスター盤のみ収録。

 

サバイバーのダイナミックで判りやすい音は、今聞いてもいいなと思うばかり。サバイバーはジャーニー、フォリナーに続くバンドとして期待されていたのがよく判る音。

完成度の高い音楽だと思うのですが、産業ロックという言葉が蔑称のようなのが残念。

 

本作の後にリリースされたのが、ロッキー4主題歌「Burning Heart」で全米2位と大ヒット!

その後90年代に入りバンドの活動が停滞、分裂し2つのサバイバーから2006年復活。

 

●参考

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