ヘタレ長男の急なやる気スイッチ | もう少し

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子育てと、その他色々!

先週。

スイミング帰りでもう6時前。
それなりに疲れているはず。

突然、
「自転車やる。出して」

自転車って、補助輪はずしたやつ?
春だか夏だかに外して、できないってキレて触りもしなくなったやつ?
ずうっとほっといたやつ?

確認するも、その補助輪外したまだ乗れない自転車の、その事のよう。

い、いいけど…と、出してやり。


後ろ持ってて、と、漕ぎ出す。

私は頭の中、??ってなりながら、支えて。


何度かやってると、漕ぎ出しちゃえば安定するようになり、度々手を離しても大丈夫に。

手を離すよ〜と声をかけて、離す。

真っ暗になるまでやり、もう家入ろうよというと、
「今の感じを忘れちゃうから、やだ」
と、なかなか切り上げない。

忘れないうちに体に覚えさせたい的な
ちゃんとしたこと言うんだな、
その感じがわかるんだな…と、感心!

とりあえずその日は時々手を離して終わり。

次の日も猛烈にやりたがり
一時間ほどやると、もう漕ぎ出しだけ支えてあげれば大丈夫に!

すごい!
がんばるなあ!

次の日も猛烈にやりたがり。
なんなんだこのやる気スイッチは…と
親が引き気味に付き合っていると
時々は漕ぎ出しもひとりで大丈夫に。

ってことは、もう、乗れてんじゃん!

半年も放置だったのに
いきなり何よ!?滝汗


ヘタレだから乗れるようになんて
いつになったら…と思っていたら
勝手にスイッチ入って
勝手に習得しました。

何も教えなかったし
やろうよ、とも言わなかった。

そんなものなの??子育てって滝汗



で。
面白いことが。

数日後、
近所に同い年の子が二人いるんですけど。

表に出て二人とも自転車乗ってあそんでました。

僕も自転車やる!と
持ち出した長男。


Aくん。
「お前なんて補助輪だろ〜!
できないくせに〜!」

と、言い捨てて颯爽と自転車にのって行きます。

無言の長男。顔に悔しさがちょびっとでて、
急いで漕ぎ出そうとするも、ペダルがくるくる空回り。

ここは後ろ持ってて助けない方がいいな、と
少し離れて、
「落ち着いて。まだ乗れるようになったばかりだから、慌てないでゆっくりやりな。大丈夫だよ」

落ち着きを取り戻し、漕ぎ出し、ちょっとヨロヨロするも、うまく走り出せた!

Bくん
「やるじゃん! うまくなったじゃん〜! 乗れてんじゃん!」
と、にっこり声をかけてくれて、優しい!

Aくんは、もう無言(笑)
暴走するも、無言(笑)

しばらくすると、遅いだの、競争だの言ってきましたが
「まだ乗れるようになったばかりだから、安全第一、慌てなくていいよ」
と言うと、黙々と漕いで、なんとか落ち着いてました(笑)

挑発に乗らなくて偉かった!
何も言い返さず、漕げるところを見せてて、かっこよかった!

後でそんな変な褒め方しちゃいました(笑)



急なやる気スイッチ、
また来るのを待ってるよデレデレ