発熱のあと低熱になるって知ってました? | 新大阪|心と体が喜ぶ健康づくり『進化体操』

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遠方から、五か月講座に参加予定の方が「風邪を引いてしまいました」と連絡がありました。なんとか万全な体調で参加したいのですが、整体ではどんな手当をするのでしょうか?」という質問です。










整体の立ち位置というのは、風邪という病気を治そうという考え方を取りません。必要があって変動しているのですから、その身体を積極的に応援していき、風邪を全うさせるという考え方です。

対症療法的には、冷えが原因なら足湯をして、温まりにくい足があれば、そちらの足だけもう一度足湯を足します。

発熱の場合は、後頭部に蒸しタオルを40分ぐらいタオルを取り換えながら当てて、発熱を促進します。

熱を下げようとするのではないのです。必要があって熱を出しているのだから、だったらできることで応援した方がいいじゃないか、という身体の見方なのです。

そしてお返事の中で強調したのは、熱が下がったあと、逆に平熱以下の体温の時期が12時間ほど続くので、その時間帯こそ気をつけて安静にする。そこで動きすぎると、それこそ無理になって長引いたりぐずぐずすることになる、ということです。

物事には、必ず陰陽があります。陰陽があるからその真ん中でバランスが取れるのです。

例えば、シントレで「鼻見」(目が顔の中央にあると思って見る)ということをお勧めしています。「ものの見方を変える」と、景色(見え方)が変わるだけでなく、首肩背中のこりを減らして柔軟にしたり、反射神経を高めたりできるからです。

以前に書いた空手六段の友人から、時々メールがあります。(そのブログはこちら→)空手歴30年以上で現役で、教えている空手人生の「今までの努力の延長では、出会えなかったであろうレベルの技」に出会った感触を、いろいろと教えてくれます。

シントレは「鼻観」と「背骨」が柱ですが、特に鼻見は「背骨に手を当てる」というワンクッションが不要なので、シントレ活用の滑り出しの時期としては相性がいいようです。

「鼻見をするだけで驚くほど反応が早く、速い突きが出せました。中段突きがこれほど楽に突けるなんて、今までなかったことです」などと書いてきてくれました。

対象の「部分」だけを見ていると、自分の能力も部分的になるということだと考えています。対象の全体が見えると対処の仕方が変わり、自分の能力も今までの想定にないレベルのものが、出てきてくれるということです。

ここで風邪の話に戻ります。

風邪というのは、正常な私に突然、高熱や咳や鼻水といった「災厄」が訪れるものだ、と捉えていれば、咳や鼻水、発熱というものは一刻も早く取り去る必要がある、余分な苦痛ということになります。

もう少し時間枠を長く取りましょう。つまり「より全体」を俯瞰してみるのです。

すると、季節変動に身体が追いついてなかったり、無理な生活が続いて溜まってきた身体の偏り疲労を、あたかも地震のメカニズムのような揺れ戻しでリセットする必要を感じた身体が、発熱によって身体の代謝を活発にして、同時に不要なものを鼻水や下痢を使ってどんどん排出し、おおむね修理が済んだら平熱以下になって、ゆっくりと休息し充電するという、身体が行う一連の修復作業が、「風邪を引く」ということだという景色になります。

発熱という陰陽の「陽」の部分だけ見ていくのと、事前の生活での偏り疲労の蓄積と、事後の平熱以下という「陰」の部分も見ていくのとでは対処が全然変わってきそうだとは思いませんか。

現代人は、圧倒的に視覚に頼って生活をしています。

それが便利さの中でますます増しています。そういう時代だから、ますます五感をフルに使うことを並行して身につける必要性が高くなっていると思うのです。

「顔の中心で見る習慣をつける」というのは、五感を統合して使う第一歩です。

そうすると前に書いたように「車窓から見える見慣れた景色」に、その背景になる「歴史・地理・経済・社会」等の見えないものが、どどどどどどどかぶさって見えてきたりするのです。

シントレを心からお勧めする次第です。


まだ体験のない皆さん、どうぞ、あなたに早く習う機会が訪れますように。

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