欠けを埋めてから動き出そう・２

以前こういう文言を書きました。
（詳しくはこちら→★）

整体の基本である気の手当て法＝愉氣法（ゆきほう）では、背骨に順に手を当てて、自然に引かれて手の止まるところに集注します。吸い付くという表現をする人もあります。

どういうところに手が自然に止まるのかというと、愉気を受けている人の体が一つにまとまるところです。

また、そこに手を当ててもらって（気を集めて）歩くといいということにふれました。

そうすると歩くのが速くなる、首肩がくにゃくにゃになるスポーツマンもセラピストもいい体の使い方にいきなり変わる、そういうことを書いてきました。

もちろん、進化体操をしても体全体がひとつになって動き出します。

あるスポーツ愛好家の方は、メンタルトレーニングに月収どころでない金額を費やしたそうです。効果がないかといえばある。あるのだけれど、それでスポーツの勝負どころの「勝負をかけたサーブ」みたいな場面で使えるかといえば、集中のために数ステップあるために使えない。

ところが、昨今みなさんにお勧めしている自分の「整体スポット」を意識する、という方法なら使えるらしい。身体の不調改善のために、日々の会社勤めの通勤移動など、折に触れて意識を集めては、体をふわっと楽にすることを実行しているので、試合中でもなんなく入れられるのだそうです。

そして体がふわっとまとまると共に、メンタルの緊張もふわっと抜けて、力みのない集中した状態が訪れる。

メンタルで自滅したらあとあとに響くけれど、その状態でプレーしたら、あとに悔いが残らないと嬉しそうに話してくれました。

何十万円どころでないメンタルトレーニングよりも、一回2,500円（今だけ）の整体の方が結果が上なのだそうです。だからといって割増料金をいただくわけでもありません(笑)

ここ数日で、15人ぐらいの方を整体しておりますが、一か所押さえるだけで7割方整い、二か所目を押さえるとほぼ9割方文句がない状態に整った、という方が３名出てらっしゃいました。

もちろん「自然に手が止まるところ」に触れた結果です。

万病が治ると言っているわけではありません。効果の個人差はもちろんあります。

でも、ほんの１～２か所に手を当てられるだけで、整体が終わってもＯＫというぐあいに変化できるようになると、自分でその場所を覚えれば、自分で整体ができます。専門家の手でない分、効果は減っても毎日必要な時にできます。

１２月は、下記の進化体操・とろける整体の講習で、この
「欠けたところを探して手を当てる整体の基礎」を学べるます。
残席僅かですので、ぜひお申込み下さい