永武幹子 SOLO
デビューをした2年前に紹介の記事を書いていましたが、今回が2度目の
アップに成る新進気鋭のジャズピアニストです。詳細は、前回の記事にて。
https://fc2user314.blog.fc2.com/blog-entry-2887.html
2021年のデビュー作から、今回が3作目のソロピアノの録音です。
ピアノはクラッシックから始まっていますが、それがジャズピアノの中に
独自のカラーや響きを与えている印象を持ちました。ジャズとの出会いは
早稲田大学のジャズ研に入ってからと言う事ですが、中学でブラスバンド
のトランペットを経験しています。
始めてデビュー作を聞いた時も、その個性的で完成されたピアノに驚き
ましたが、女性のジャズピアニストとして米国に渡って成功をしていた
秋吉敏子さんが浮かぶような、スケールの大きさと抜けた才能を個人的
には感じた事を思い出します。
丁度、コロナ禍でのデビューでしたから活動も制限をされて、知られる
には難しい面が有ったでしょうか。今回は、ソロピアノを中心に活動の
全般に渡って紹介が出来ればと考えています。
まずは、2年前のデビュー作から、モンクの曲を個性的に表現をして
いた、ピアノトリオのプレイから聴いて下さい。
永武幹子トリオ - Epistrophy(Thelonious Monk)
アルバム『Into The Forest』より
まだ、デビューをしたばかりの新人ですが、早くも才能を認められ
増尾好秋さんのグループに加入しています。ジャズ研の先輩ですね。
永武幹子 (Piano) ソロアルバム「SOLO」より『My Shining Hour』
次は、セカンドアルバムから一曲。柔軟でヒラメキを感じるプレイは
パワフルさも併せ持っています。
永武幹子トリオ 2ndアルバム『Breathe Beneath the Sun』より
「Not Even Heaven Knows」2022年7月27日Owl Wing Recordより発売!
加納奈実(sax)と永武幹子(piano)のユニット、Jabuticaba(ジャボチカバ)
とか、幅の広い活動で日本のジャズシーンを活気付かせてくれそうです。