Grateful Dead Blues For Allah
77年の9作目ではAOR的なマトマリ感を見せて、ポップな仕上がり
でしたが、75年にリリースした前作から、その傾向が出ていました。
フェンダーローズのピアノにギターを中心にしたアンサンブルは軽快で
シンプルな構成でしたが、ややジャジーでサイケなムードを醸し出した、
浮遊感の有るジェリー・ガルシアのギターは個性的で魅力が有ります。
殆どの曲を書いてヴォーカルを担当した、ガルシアのソロアルバムの様な
統一感が有り、結構マニアックなサウンドを展開していました。
ポップなアルバムと紹介がされている事が有りますが、決して誰もが好む
ような曲が並んでいる訳では無かったと個人的には思います。
後半はインストのメドレー曲で、全収録曲の5曲が、インスト曲でした。
Help on the Way / Slipknot! (2013 Remaster)
74年にツアー活動の休止を宣言して、その間にスタジオで作り込んだ
曲が並んでいて、ライヴ活動中に生まれて来た曲とは少し違っていた。
ガルシアが軽快に歌っていた曲を続けます。
Grateful Dead Franklin's Tower (Roll Away The Dew)
ジャケットのスカルが民族衣装を羽織っている様に見えるのは、デッドの
ファンだった、サウジアラビアのファイサル国王が暗殺された事に対する
哀悼の意思表示だったのでしょうか?中東のムードを漂わすインストです。
ガルシアらしい奔放でジャジーなアンサンブルが素晴らしい。
Grateful Dead King Solomon's Marbles
70年代のアルバムとしては、アルバムチャートで最高位の12位を記録。
AOR的なマトマリを見せたポップな曲を。
Grateful Dead The Music Never Stopped
全体的に軽快さが支配するサウンドですが、高度に作り込まれたガルシアに
しか出来ないと思う、絶妙なアンサンブルが沢山聞けました。
最後に問題作と言えそうな、難解でサイケな?12分に及ぶメドレー曲を。
サウジアラビアのファイサル国王に対して書かれたタイトルに見えますが
まるで、お経を読んでいる感じの導入は何を意味したのか理解は不能です。
ホラー映画のサントラに使えそうな気はする?w
Blues for Allah: Sand Castles and Glass Camels
/ Unusual Occurrences in the Desert (2013 Remaster)
大半の詐欺メールは拒否の設定にフィルターを掛けたので、一気に減り
ましたが、また新たな手口の詐欺メールが(笑)
今度は、税の申告に対するメールで税務署からの詐欺メールでした。
添付したファイルを開く様に指示が書かれていて、これが一番危険な
パターンで、そのファイルを開けばアウトです。
ファイルを開くと自動的に、不正プログラムがダウンロードされます。
税務署が個人のメールアドレスを把握してる訳が有りませんから。
税に関連したメールが全国で増えているそうです。
絶対に読まずに、直ぐに廃棄して下さい!