Mike Auldridge
Dobro: Blues & Bluegrass
ドブロはスティールギターの有名なメイカーの名称でしたが、それが
アコースティックのスティールギターの呼ばれ方に成っています。
そのドブロギターをブルーグラスのリード楽器として、花形の目立つ
存在の楽器にしたドブロ奏者が、マイク・オールドリッジでした。
現在は、アリソン・クラウスのバンドの、ジェリー・ダグラスが一番
有名なスティールギター奏者として広く知られていますが、彼が最も
影響を受けていたのが、マイク・オールドリッジだったと思う。
オールドリッジに付いては、9年前の同じ8月3日に紹介していました。
別に狙った訳でも無くて、偶然9年前の同じ日に記事を書いていた(笑)
https://fc2user314.blog.fc2.com/blog-entry-534.html
前回は、多くは紹介出来て居なかったので、続きを書く事にします。
72年のソロデビュー作には、ローウェル・ジョージやコーラスには
リンダ・ロンシュタットや、エミルー・ハリスが参加していました。
今回は、2枚のアルバムを1枚に収録した2イン1のCDから少し。
ブルーグラスに様々なジャンルの音楽を融合して、実験的な試みを
していたのが、セルダムシーンのオールドリッジ達でした。
Mike Auldridge Rock Bottom
フィドルにバンジョー、マンドリンとギターが、ブルーグラスの基本的な
組み合わせでしたが、其処にスライドギターが加わって華やかさが増した。
様々な楽器が入れ替わりながら、絡み合って行くのは楽しいです。
Mike Auldridge Tennessee Stud
次は、ヴォーカルの入った曲でも。ブルーグラスでは聞けない曲調です。
Mike Auldridge Rollin' Fog
カントリーでは定番の曲で、列車が走り抜ける様子を楽器で表現しています。
Mike Auldridge Train 45 1/2
ロバータ・フラッグでヒットした曲も演奏をしていました。
Mike Auldridge Killing Me Softly With His Song
そして、ベンチャーズの曲もやっています。ドブロギターでやると
別の味わいが出て来て面白いですね。
Mike Auldridge Walk Don't Run
ビル・モンローがブルーグラスと言うスタイルの音楽を定義付けてから
其処からは余り外れずに受け継がれた音楽ですが、様々な試みに依って
アメリカーナと呼ばれるサウンドが生まれて行き、現在に至っている。
また、少しづつでもアップして、紹介をしたいと思います。