Tommy Bolin & Friends
トミー・ボーリンのトリビュート・アルバムとしては異色と思える
手法で制作をされていた為に、ファンとして否定的な意見が出ても
不思議では有りませんが、出来は悪くは無いので紹介をします。
トミー・ボーリンが残したデモ音源や未発表音源に、リスペクトを
していたギタリストや、関係の深いギタリスト達が集まりプレイを
重ねながら独自のリフを披露していました。
残された音源にプレイを重ねるのは、トミー・ボーリンのテープを
カラオケに使って、悪意を持って見れば単に遊んでいると言われる
のかも知れません。しかし、参加したギタリストの顔触れを見れば
それは違うと、個人的には判断をしました。
参加をしたギタリストは、Peter Frampton、Warren Haynes
Derek Trucks、Steve Lukather、John Scofield、そして他に
ディープ・パープル繋がりの、Steve Morse、Glenn Hughes
Joe Bonamassa、Sonny Landreth等の有名処のギタリストの
顔がズラリと並んでいました。
まずは、オールマンズでも知られた、ウォーレン・ヘインズとの
共演から始めます。音が意外と良いのは、リマスターをしたのか?
間奏で、右寄りに聞こえるギターが、ウォーレン・ヘインズです。
Tommy Bolin & Friends - Teaser (Official Lyric Video)
次は、ジョー・ボナマッサやベーシストのグレン・ヒューズがヴォーカルで
参加をしたバラード曲です。
Lotus - (featuring Glenn Hughes/Joe Bonamassa/Nels Cline)
同じく、ディープ・パープルに加入した、スティーヴ・モーズとの演奏を
聴いて下さい。デモ音源がベースとは思えないサウンドです。
この柔軟なセンスのスティーヴのギターは、前から好きでした。
Tommy Bolin & Friends - Crazed Fandango with Steve Morse
締めは、ピーター・フランプトンとのコラボにしましょうか。
フランプトンは、スライドギターや、近いムードで熱い演奏をしていました。
Tommy Bolin & Friends - The Grind (with Peter Frampton)