Necromandus
ネット上にも詳細なデーターの記載が少なくて、未発表のまま放置された
アルバムが掘り起こされてからは、興味を示す人達が増えて来た様です。
リードギターの Barry "Baz" Dunnery は、82年に結成をした英国は
カンブリア州のプログレシヴロック"イット・バイツ (It Bites)"に居た
ギタリストのフランシス・ダナリーの兄だったらしい。
デビュー時の音源を聞いて行くと、ヘヴィーロックとプログレシヴロック
が融合されたような特性を持っていて、メロディアスな曲が目に付きます。
まずは、73年のアルバムから、プログレシヴな仕上がりの曲を。
これは、デモテイクでしか聞けないので音質は良く有りません。
貼り付けが不可なので、URLからご覧ください。
Necromandus - I've Been Evil
そして、こちらが同じ曲を再録音した2017年の音源です。
Necromandus - I've Been Evil
新作から、ディープパープルにブラックサバスを振り掛けたムードの曲です。
Necromandus - Aluana https://youtu.be/dzZ2lr2BlXc
70年代にしては斬新でトリッキーなリズム隊に、アコースティックを交えた
サウンドは今聞くと新鮮に感じます。一般受けは難しいとは思いますが。
Necromandus - A Black Solitude
最新アルバムはドラム以外のメンバーが違うので、別物ですが。
この曲のオリジナルは、スタジオのデモ音源しか残って居ません。
Necromandus - Limpet Man very rare studio version
こちらが、再録音がされた2017年のサウンドです。
Necromandus - Limpet Man https://youtu.be/ijBcWna0j0A
多く成りますが、オリジナルの音源を最後に。ハードロックと云うよりも
サイケなジャズ・フュージョンのロックを聞いて居る気分に成ります。
かなり個性的で、何度か聞く内にクセに成りそうな(笑)
Necromandus - Gypsy Dancer
この時代にしか生まれ得ない音源が発掘された意義は大きいと思います。
誰もが好む様なサウンドとまでは思いませんが、一部の変わり物好きには
嬉しい驚きが有ったでしょうか。