Herb Ellis & Remo Palmier
Windflower
ハーブ・エリスは、オスカー・ピーターソンとのバンドで活躍した事で有名な
ジャズギタリストです。ハーブ・エリスよりも2歳年下だったレモ・パルミエ
は17歳から活動を始め、サラ・ボーンや、ビリー・ホリデイの伴奏をしていた
事で知られていますが、特に有名なギタリストでは無かったでしょうか。
パルミエは病気で長い間、第一線を退いていましたが、ハーブ・エリスとの
再開で、初のリーダー作を残せました。
レモ・パルミエが残したリーダー作は、これと名前を冠した2枚のみでした。
お互いがリードを取りながら、サイドに回るプレイが録音されたと思いますが
どちらがハーブ・エリスか、レモ・パルミエかを聞き分けるのは難しい(笑)
Guitar – Herb Ellis, Remo Palmier
Bass – George Duvivier Drums – Ron Traxler
心地良くスウィングするジャズギターの共演は、二人の友情が伝わるような
暖か味を感じます。まずは、レモ・パルミエのもう一枚のリーダー作から
聞いてみて下さい。パルミエの素晴らしさが分かって頂けると思います。
コンコード・ジャズに残した、1979年のアルバムの曲でした。
Side Track - Remo Palmier
次は、2人の共演からアントニオ・カルロス・ジョビンの曲を。先にソロを
聞かせてくれるのは、多分パルミエの方ですね。
HERB ELLIS & REMO PALMIER...08 - Triste 1978
この曲も、パルミエのソロから始まっていると思いますが?
HERB ELLIS & REMO PALMIER... Groove Merchant
ハーブ・エリスの方は、やや余韻を長く響かせたり細かな変化を付けたリフが
特徴的に見えます。レモ・パルミエも心地良いスウィング感と良く歌うギター
で答えていて、初めてのリーダー作を残せた事に、感謝をしていたでしょうか。
Herb Ellis & Remo Palmier -
The Night Has A Thousand Eyes (1978)
東京の一部の繁華街では緊急事態宣言の前よりも人出が増えていたとか。
完全に若者を中心に無関心さが出て来たと言えるでしょうか。
何処かの某有名大学の教授が、政府は若者に対して心に届くメッセージを発して
欲しいと、呑気な批判を述べていましたが、それは若者に近い貴方の仕事です(笑)
ダメだ、こりゃw