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塵芥想

ここは私の日々の想いの捨て場所です。
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7月になりました。

今年も半分過ぎました。

そして4月から四半期過ぎました。

 

その7月の1日が月曜日です。

何だかきりがよくて

はずみになりそうです。

月初の行事あれこれと

きりよく始まるのがうれしくもあります。

 

今月はどんな月になっていくのでしょう。

良い事あるといいなあ。

いつもより固定資産税が少なかった。

給与の支払いが多くなった。

雇用保険が安くなった。

住民税が一ヶ月払わなくて済んだ。

 

私の身近な定率減税の影響だ。

出たり入ったり

そういう意味ではあまり変わらない。

いくらか支払いが少なくなった程度。

小さな商売をしているので

その程度だ。

 

日本全体ではどのくらいの経済効果があるのだろう。

話題にしている人は少ない。

 

さてこれで今年も半分。

後半も締めていくぞ…

 

 

西暦2000年沖縄サミットを記念して

時の総理大臣小渕恵三氏が旗振りで

世に出た2000円札

 

1と5の倍数でお札を作ってきた日本人には

余りなじめなかったのか

その後あまり目にしなくなった。

アメリカあたりでは200ドル札とかあるようだし

うまく使えば計算しやすいようだけれど

お札の種類が多いと

計算しにくくて間違いにつながるとのこと。

 

そんなこんなで

いつの間にか市井には出回らなくなってしまった。

 

私は特に個人の肖像を前面に打ち出すことなく

沖縄の守礼門を裏に

表は紫式部と仮名文字という

なんとも穏やかな印象。

気品というか、

おしけがましさがないというか、

 

そういうところがとても好きで

たまに銀行に行って

両替をしてもらっている。

 

ご当所といっていい沖縄県では

とても愛着を持て盛んに使われているという。

わかる気がする。

 

この2000円札を

「これが新札だ」

といってからかい半分に見せて回って

喜んでいる

 

そんなこと言って釣り銭詐欺なんかしていると捕まるぞ!

仕事に追われて合気道の稽古もままならない。

相撲の試合なんてとてもとても

そろそろ引退のころ合いかと

半ば腹をくくっている。

 

やけくそで続けている合気道の稽古だが、

有り余る体力でハードに稽古してしまうと

喜んでしまう連中はいるものだ。

 

力任せにぶん投げる。

力任せに組み伏せる。

そんな稽古も実は楽しい。

気が付くとそんな稽古になっているなんてのは

気心の知れた連中とはなおさらなりやすい。

実に充実した稽古を展開できる。

 

「さすが相撲取り」

なんて喜ばれているけれど

もう試合は無理だから…

「なんだよ?

あきらめるのは早くないか?」

無責任な同情をされてしまう。

 

土俵に下りる間もないのに

試合に出られるわけないだろう。

そんな甘いもじゃないんだぞ…

 

 

実はインゲンも植えています。

3本実がつきました。

まだ数本収穫できそうです。

ピーマンはこんなに立派です。

どんな味がするか楽しみですね。

 

日当たりの悪い庭なのに

ありがたい限りです。

 

梅雨入り直後の雲の多い日

故郷キャン玉県の行田市

古代蓮の里に行ってきた。

蓮の咲くのは夏の盛り

6月下旬から7月くらいがちょうど旬。

蓮の花園として知られた

埼北行田の

この土地は

利根川の後背湿地として知られた地域。

はずの花が多いのも特徴の一つだ。

広がる蓮池には今を盛りと花が咲き競っている

蓮の花の美しさは

その可憐な色合いと

豪華で大きな花

蓮池を見下ろす塔は

古代蓮園のランドマーク。

見事な色合いと大きな花に

思わずがっそゆの気分だ。

咲き競う花の花芯には

これまた麗しいおしべとめしべ

泥田に浮かぶ華麗な花と

大きな蓮葉。

古代蓮の里で心が安らぐ思いがした。

一つ一つのは何それぞれの種目が記されている。

種類のおおさに驚きつつ。

 

梅雨に季節は

何かとうっとうしい気分になるが

季節を忘れさせる桃の熟すころでもある。

友人から届いた桃を食して

梅雨の気分を忘れた。

 

ありがたいものだ。

甘いものはあまり食べたがらない方だが

甘い味がわからないというわけではない。

 

ケーキだってうまいまずいはわかるつもりだし

安物のただ砂糖が沢山使われているだけのような

品のない甘いものなんて

食べるだけ気分が悪くなる。

血糖値が気になるので嫌な気分にしかならない。

 

だけど

丁寧に作って

おいしさを感じるものは確かにあるのだ。

その代表が不二家のアップルパイ

中野ロードサンロード店の不二家のアップルパイは

特別おいしいと感じる。

何がおいしいかといって

このリンゴの切り方だ。

国産リンゴ仕様とのことだが

これだけ大きく刻んで

しっかり煮込み

たっぷり甘みをリンゴにしみこませたうえで

柔らかな記事で包み

甘みの強い蜜で焼き上げる。

 

リンゴの味がそのまま生きていて

大振りの刻み方なので

触感も残り

とてもおいしい。

 

これで2000円はとてもお手ごろだ。

ほかのお店のものでもこれに勝るものを

食べた記憶がない。

 

 

いつのまにか週に2回しか稽古できなくなって

3段に昇段して一番稽古が面白い時期なのに

なんとなくパッとしない昨今だ。

 

土曜日にはいつものように目が覚めたので

会社に行かずに一番稽古に出た。

ここぞのときには稽古に行ける

この楽しみ。

 

疲れ果てて身体が思い夕方の稽古に比べて

準備体操の身体も大きく曲がる。

そんな状態だから

よく知る友人との稽古で

ついつい稽古に妥協をしたくなくなる。

 

最近いい稽古できてないからな、

と思いつつ

ここぞで妥協をしないで技をかけてしまう

だって友達だもん…

 

そういう感じだと相手も妥協しないで技をかけてくる

少しづつ少しづつ

本気モードになっていく、

ぐっと食い込み

どっと投げ…

 

気が付くと互いにムキになって

技をかけている。

朝から猛稽古…

土曜日だからいいけどね。

といってもその日も忙しい。

 

なんてくらいの稽古をした方が

一日眠気にも襲われずに

機嫌よく過ごせたりするものなのです。

合気道って不思議でしょう?

ブンナ木から降りてこい

新潮文庫

水上勉調

 

名作中の名作

ブンナというトノサマガエル。

食物連鎖のただ中で

食う側、食くわれる側の

苦悩を掻き込んだストーリーだ

 

仏教的な視点がはっきりあって

この時期の作品の中では

秀逸と感じてしまう。

 

日本には仏教がある

仏教思想で世渡りを分析すれば

おのずとこの作品に行き着くのだ。

 

この手の印象を持つことになる作品は

稀有な気がする。