現代北欧文学18人衆 | 塵芥想

塵芥想

ここは私の日々の想いの捨て場所です。
会社のHPは以下です
https://mantendo-ltd.com/

1987年刊とある。

37年前ということか。

私が大学生だったころのことだ。

そうきっと、書店バイトのときに

少し背伸びをして買ったものに違いない。

 

北ヨーロッパの文化に触れて強い過去がれを抱いた。

大学生の私だった。

 

北ヨーロッパへのあこがれは

この地域と日本の文化的近似性を感じたからだ。

ヨーロッパと中国

ともに世界史上の大きな文化圏。

周辺に強い影響力を持っていた。

 

日本文化の中国から受けた影響は

今でも計り知れない。

同じことが北ヨーロッパにもいえる。

ともに文化的には田舎の地域だ。

しかし双方とも独自の文化を維持して

しかも独自性を持っていた。

 

政治しかり

文化しかり

文学や

その他の表現活動においても

辺境地の独特の文化という点では

似た面があると私は強く感じていた。

 

その後法学生として大学院に進学したが

その思いは尽きなかった。

法律的な部分で

北欧の研究者になりたかった。

そんな思いのこもった本だ。