中学受験国語指導法4 | 塵芥想

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中学受験の国語指導法には多様さがある。

どれが正解かはそれぞれの成果によって

違うといえるかもしれない。

 

例えばこと論説文においては

要約が読解力のすべてという指導法を

展開するのは間違いではない。

新聞記事を使って

何がそう書いてあるのか概要をつかむ練習をして、

内容を自分の言葉で要約する。

 

これはもっとも単純な指導法といえる。

文章を要約するというのは読解力の基本で

自分が何を読み取ったかを記させるのは

表現力にもつながる。

 

よく新聞記事の要約を国語の授業の基本に

据えてた指導法を取る講師は多いが

入試問題でそれを行うのは読解力や記述力を

同時につけるという意味では最適だ。

 

最もそれは論説文などに限定される。

物語や韻文などの

情緒的な文章の読解には少し足りない部分がある。

特に中学受験という

情緒的な部分の生育度を測りたいという面では

限界があるといっていい。