幌新温泉 - 昭和炭鉱 クラウス15号 | 北海道限定の鉄道ブログ

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前回の「軽自動車700km」で、保存車コンプリートを目指している話があったような無かったようですが、調査済み・未紹介の車両が何点かあったようなので、追記していきます。

 

その一つが、沼田町の奥地、幌新温泉にあるクラウス15号です。

まぁまぁ小さい機関車ですが、軌間幅はナローではなく1067mmの狭軌規格の機関車です。

 

この機関車は、関東からの中古購入機で、当初は九州で使用するために輸入された機関車です。鉄道創成期の海外輸入の機関車(車齢100年以上)は、非常に珍しいものです。本線機であれば、小樽のしずか号を含め、それなりにいますが、小型蒸気となると、この車両が一番古いものの様です。

 

取材日は2020年の6月17日。ちょうど4年前になります。ってもう4年経ったのか…(((

 

2024年の時点で、製造から135年が経過したということになります。すげぇ…。

とはいえ、引退してからも既に50年以上経過しており、もうすぐ現役だった時代より保存時代の方が長くなることになります。

 

ちなみに:こちらの移動機械を使用して、蔵の外に出すことが出来るようです。すげぇ

 

北空知の山の奥、正直クマが出そうな道を通りますが、保存場所は温泉があるので割と安心できるかと。

 

ちなみにクラウス蒸気機関車は、日本に4台あるそうです。すべて巡る旅もいいかもしれませんね…。

 

クラウスの10型蒸気機関車 保存場所

・北海道 沼田町 幌新温泉:(製造時九州) 留萠鉄道15号機

・栃木県 那須烏山市 那珂川清流鉄道保存会:(製造時九州) 留萠鉄道17号機

・大分県 宇佐市 宇佐神宮:(製造時九州)  大分交通26号機

・山口県 防府市 鉄道記念広場:(製造時川越) 防石鉄道2号機

 

ではまた次回です~(-ω-)/