さて、保存車の話題です。
北海道地区では、廃線が多く出たオホーツクエリア、石炭で栄えた道央エリアを中心に保存車が多くあります。基本的にレールの上に置いてあるレベルものは公開目的であるものが多く、大体は気軽に見に行くことが出来ます (冬は基本的にブルーシートをかけてしまうので見れませんけどね💦)
見れないものと言えば個人や法人の私有であるケースがほとんど。しかし、一つだけ…かはわかりませんが、物理的に見ることが難しい保存車がいます。
それが「D51-566号機」です。
某所…といったところで無意味なので書くと赤平市にあります。もともとスキー場だったのですが、2004年に閉鎖。そこに取り残されているのですが、付近へ行く道路は通行止めとなったため、現地に行くことはできません。
加えて、強引に突破しようにも、この山は熊が非常に出没しやすい場所となっています。現地まで行くべきではないでしょう。
…と、そんなD51-566ですが、どうも近くの道から見えるらしいとのうわさを聞き、現地まで行ってみることに。 見れるとしたら、枝の葉が全て落ちている冬でしょう。
いました。雪山から覗いてやっとというレベル。かなり頑丈な屋根までしっかりついているために、状態はそれなりに良好のようです。いや、疑ってたわけではないのですが、こういう保存車。。。もとい放置車両?もあるのですね。
ナンバープレートは赤いっぽいです。近づいてみたい好奇心もありますが、冬だと雪崩を含めた遭難リスク、春~秋は熊の頻出地域の上、そもそも立ち入り不可の場所のようですので、これ以上掘り下げる気もないです。
赤平では住友の跡地を利用したガイダンスで炭鉄港が順調なので、その勢いで石炭積み込み跡付近にでも移設出来たら、いい雰囲気になりそうなものですけどね… そんなお金がどこにあるというのでしょう←
一方、鉄ちゃん目線ではD51型は北海道に20両以上の保存車両があるため、別に他で見ればいい、とも言えますね(ちなみに近い号機で560が室蘭駅跡に保存されています)。
一風変わった保存車の話題でした。
ではまた次回ですヾ(≧▽≦)ノ