石勝線で撮り鉄ツアー | 北海道限定の鉄道ブログ

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友人に誘われて、人生初の石勝線へ電車を撮りに行きました。

 

33D スーパーとかち3号

まずは、追分駅の南側、室蘭本線とのクロスポイントで。

石勝線は現在での名前としては室蘭本線とのクロス・夕張支線があるくらいで比較的シンプルですが、成り立ちとしてはちょっと厄介です。

 

 

石勝線は大きく3つの区間に分れます。

まずは、上落合信号場~新夕張間。ここは石勝線の名の通り、石狩と十勝を結ぶ区間です。山はトンネルを、谷は鉄橋をかけ、新幹線のごとく最短経路で駆け巡っていく高規格路線。意外にも全国的に珍しい区間です。

 

続いて、新夕張~追分間。ここは夕張~新夕張間を含めて夕張線となっていた区間です。そのため、線形が一気に悪くなります…とはいえ、かつて重いSLと石炭列車が行き来する路線ですから、他の末端ローカル線より線路規格はいいです。

少なくとも、スーパーおおぞら登場時までに線路改良され、直線区間では120km/h出せるところも多いです。

 

 

最後がこの路線の面白い区間。追分~南千歳間です。

ここは、石勝線が手を抜かなかった証とも言える区間です。

夕張線だった時代は、追分から一度沼ノ端か苫小牧まで出て、そこから札幌に向かうルートか、岩見沢に出てから札幌に行く必要がありました。現に、夕張行きの急行「ゆうばり」は岩見沢経由で運転されていました。

 

遠回りとは言え、線路がつながっていることや、千歳線への最短経路の間に集落がないことから、石勝線が追分で終わっていてもおかしくないのですが、鉄道公団はきっちり最短経路の線路を新設しました。

 ご存知の方がほとんどとは思いますが、追分~南千歳間には途中駅がありません。一応、集落や畑はあるのですが…

 

さて、そんな特徴的な区間で撮影地た後は追分から東へ…

4004D スーパーおおぞら4号

いわゆる夕張線区間。なんと8両編成でした。

このあたりだと、線路が林に覆われていて、撮影できそうなポイントは踏切くらいのものですね…。一応、こ線橋はあるのですが、歩道がなく、狭いのに国道なので交通量もあり、ちょっと撮影したくないな…と

 

2075レ

昼飯を食べていてものの見事に4005Dを取り逃がしましたが、なんとか貨物は撮影。単線非電化での貨物の格好良さを実感しました(*´ω`)

 

その後、いろいろ撮影可能なポイントを把握しながら夕張方面へ…

4006D スーパーおおぞら6号

新夕張の手ごろな撮影地…といえるかは微妙ですが、ここは新夕張駅から徒歩で行けるポイント。電車で撮影地に行く根気のある人なら余裕で行けます。昼間が順光なのでコンディションが良ければこんなにカッコいいキハ283系が!!!こんなキハ281撮りたいです>< ←

 

この後、スーパーおおぞら7号を撮影するため、ちょっとだけ戻ります。

4007D スーパーおおぞら7号

やっぱりスーパーおおぞらと言えばカーブでしょ!って感じで来たのですが、思ったより傾かない…もうちょっと速度出ませんか←

ともあれ、道東道があるため、場所によっては影落ちするためきちんとシャッターポイントを抑えることが重要かなぁ、と思いました

 

一応、引いてもカッコいいです。

 

38D スーパーとかち8号

ちなみに、上り列車も良く撮れました。なんか刺さってる?いえ、それは気のせいです。

 

最後におまけで夕張支線へ

キハ40の1両編成は2月で最後でしたっけ…。撮り鉄の皆さんもいっぱい来ており、もう日常と言えるか微妙ですが、最後の日常を抑えることができました。

 

石勝線、他では味わえない高規格非電化路線の風格が味わえます。

みなさんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか(*´Д`)

 

ではまた次回です===