ついに…本当についにTOMIXからキハ400という車両が出てきました。
今までマイクロエースからしか出ていなかった車両で、1990年代の宗谷本線を走る急行「宗谷」「サロベツ」「利尻」で使用された車両です。
厳密には、急行「ちとせ」「天北」にも実績がありますが、今回発売のものは末期使用のためロゴとかが違います。
製品仕様について解説しますね。
今回、編成にキハ182が入っています。JR北海道がやらかした所業の中でもトップクラスの魔改造です。1997年に急行用キハ400から3台をお座敷車に改造するため、どうせ3両以上連結する急行なら運転台のない車両ならなんでもいいだろうとまさかの余剰となっていたキハ182を3台改造して編成内に突っ込んだものになります。
キハ183系はもともと先頭車またはキハ184から給電してサービス電源を確保していたため、改造時に機器室を設置して発電エンジンを設けています。
このキハ183系改造車が編成に入ったのが1997年末でしたので、今回の編成をそのまま出す場合は1998年~(特急化で廃止)2000年の姿になります。
なお、キハ182が編成に入る場合 はほぼ固定で稚内側から2両目で、1両目にはキハ480-1300が入ります。発電機のないキハ480-1300へ給電することも兼ねていますが、給電はキハ400からもできるので2両目が必ずキハ182になる というわけではないです(3運用3両なのでキハ182が入らない編成もあります)
さて、ちょっとだけ歴史に触れてみますか。
キハ400という車両が登場したのは1988年。車内環境改善のために客車になっていた宗谷急行のスピードアップのために導入されました。当初は急行「宗谷」と天北線周りの急行「天北」に、キハ56系で運転していた急行「ちとせ」に充当されていました。当時は急行「狩勝」もキハ56系で運転されていたことを考えると、なんで「ちとせ」だけバージョンアップに踏み切ったのかは謎です。
最高速度は95km/hのままながら、リクライニングシートやカーテンなど特急並みの設備となっていて、キハ56と比べるとかなり立派な車両に見えます。空いてる場合にキハ56がいいって人も多かったそうですが。
1989年に天北線廃止に伴い、急行天北が宗谷1・4号に変更になっています。ここでキハ400のロゴが変わります(最終ロゴのSOYAのみ)。
1990年に急行ちとせが781系ライラックになったため、キハ400の千歳線運用が廃止となりました。余った車両を使ってなのか、1991年に客車運用を継続してた急行「利尻」が気動車混結に変更となります。ここでキハ400のロゴが変わります(RISHIRIが追加)。
さらに1992年に急行宗谷のうち1往復を「サロベツ」に変換ここでキハ400のロゴが変わります(SAROBETSUが追加)。
なんということでしょう、登場から4年で4パターンのロゴがあるのです。今回の製品はキハ400末期の仕様ですから、キハ182を連結しないことで1992年以降の仕様と見れなくもないです。厳密にはジャンパ線受けの凹みの有無なんかがありますが…
一般的な編成は
≪急行宗谷・サロベツ≫
←稚内
[キハ480][キハ182] <増結車> [キハ400] + [キハ400(名寄止)]<名寄回転?するやべー増結車>
≪急行利尻≫
←稚内
[キハ480][キハ182] <増結車> [キハ400][キハ400]<JT系増結車>
となっていたようです。キハ182の位置にキハ400を入ることもあるようです。
複雑すぎる列車ですが、楽しみがいもある列車です。
ではまた次回です~( `ー´)ノ






































