しんちゃんの読書日記
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波の上の魔術師  石田衣良 文春文庫

この小説は、バブルがはじけた後の、ある老人と、その老人に見込まれた若いフリーターが株式市場のなかに起こした事件の物語でありました。いまはやりの敵対的買収とかよりまえの、本当に株の売り買いで銀行に復讐をする内容は、今となっては少し古い感じがしましたが、内容はまあまあ楽しめました。

青年社長 上・下  高杉 良 著

最近、私が読んだ本の中で、久しぶりに衝撃を受けた本です。今では有名となった居酒屋 和民 社長の、会社を興してから、紆余曲折を経て株式を上場するまでの物語を、本人ではなく作家によって書き上げられた本です。

本編を通じて、印象に残ったのは、やはり渡邊社長の行動力と人を惹きつける魅力について語られている点です。また、創業時から一緒に事業をはじめた、2人の高校の同級生が、当初は役員として渡邊と一緒になって苦労していたのに、会社が大きくなるにつれて、会社の規模についていけなくなり、最終的にはそのうちの1人は会社を去っていってしまうという人の人生の明暗についても、語られていて、自分のしている仕事と比較して、自分もとてもついていけないと正直考えてしまいました。

また、渡邊社長は、自分の妻についても、最初一目ぼれをした女性に声をかけたら、人妻であることがわかったにもかかわらず、最終的には、その人がだんなと別れて、渡邊社長のもとに行ってしまうという、人妻さえも惹きつけてしまう魅力と行動力の持ち主であると、実感しました。このような人物は、自分の周りにもなかなかいません。だからこそ、一から初めて、上場企業まで作ってしまうパワーがあるのだと思いました。

このアメーバブログの藤田社長のように、IT社長のようにスマート感はなく、飲食産業という、いわば水商売のような企業での成功物語として、面白く興味深い内容の本でした。

渋谷ではたらく社長の告白

 今日、読み終えた本は、このブログを紹介して頂いた、サイバーエージェント社長が書いた「渋谷ではたらく社長の告白」です。

 この手の本は、小説と違って、文字が少ないせいか、読み始めて2日で読み終わりました。20代で会社を興し社長になる内容の本は、現在のワタミの渡邊社長の「青年社長 上・下」と共通した内容ですが、一方は時代の先端のネット関連、もう一方は外食産業と、業種はまるで違いますが、やはりトップに立つ人間というのは、カリスマ性というか、人を惹きつける魅力が備わっているという共通点があると感じました。

 しかも、そういったものは、生まれ持った天性というか、努力してなかなか得られるものではないけれども、努力しないと花開かないものだと思いました。

 人には向き不向きがあると思うので、上に立って仕事をするのが向いている人と、逆に有能な人の元で仕事をするこが向いている人いるので、そういった関係で会社も成り立っているのではないかと思いました。

 受けるプレッシャーも非常に大きい代わりに報酬についても見返りは大きいのですが・・・