青年社長 上・下 高杉 良 著
最近、私が読んだ本の中で、久しぶりに衝撃を受けた本です。今では有名となった居酒屋 和民 社長の、会社を興してから、紆余曲折を経て株式を上場するまでの物語を、本人ではなく作家によって書き上げられた本です。
本編を通じて、印象に残ったのは、やはり渡邊社長の行動力と人を惹きつける魅力について語られている点です。また、創業時から一緒に事業をはじめた、2人の高校の同級生が、当初は役員として渡邊と一緒になって苦労していたのに、会社が大きくなるにつ れて、会社の規模についていけなくなり、最終的にはそのうちの1人は会社を去っていってしまうという人の人生の明暗についても、語られていて、自分のしている仕事と比較して、自分もとてもついていけないと正直考えてしまいました。
また、渡邊社長は、自分の妻についても、最初一目ぼれをした女性に声をかけたら、人妻であることがわかったにもかかわらず、最終的には、その人がだんなと別れて、渡邊社長のもとに行ってしまうという、人妻さえも惹きつけてしまう魅力と行動力の持ち主であると、実感しました。このような人物は、自分の周りにもなかなかいません。だからこそ、一から初めて、上場企業まで作ってしまうパワーがあるのだと思いました。
このアメーバブログの藤田社長のように、IT社長のようにスマート感はなく、飲食産業という、いわば水商売のような企業での成功物語として、面白く興味深い内容の本でした。