『ヒブワクチン』は新型インフルエンザに効果がありますか?
とよく聞かれます。
今、小さなお子さんのママの間では、大流行のこの新しいワクチン。
予約をとるのも大変だそうです。
ヒブとは『ヘモフィルス・インフルエンザ・タイプb』という細菌の一種で、このヒブによっておこる、細菌性髄膜炎を予防します。
このヒブの説明文に、『インフルエンザ』と書いてあるので、『新型インフルエンザを予防できるらしい』と噂され、ヒブワクチン接種がさらに人気になっているようです。
しかし、ヒブワクチンは、
新型インフルエンザには全く効果はないそうです。(旧型も同様)
ヒブワクチンは、乳幼児の髄膜炎や喉頭蓋炎を起こす細菌です。
発見された当時は、インフルエンザの原因と誤解されたために、インフルエンザ菌と誤って命名されました。
しかし、ウイルス感染症であるインフルエンザとは、まったく関係ありません。
ただ、細菌性髄膜炎の予防ということを考えれば、接種しておいたほうがいいかもしれません。
2ヶ月以上 5歳未満の乳幼児を対象とします。(年齢によって、接種回数も変わります。)
任意接種なので、病院によって接種の料金は変わりますが、1回につき、7~8000円というところだと思います。
必要と思われるかたは、早めの予約を。
本当に予約がなかなかできない状況のようです・・・。