幸福になる唯一の方法 | 自分の「ど真ん中」に つながろう

自分の「ど真ん中」に つながろう

何かを選ぶ時に迷うのは、情報が多すぎる現代だから。
そのためには、自分にとって何が大切か?価値観を知っておくのが一番です。
本当の自分を知ることで、何がやりたいのか?も明確になりますし、ひとりでお仕事をしている方は、ブランディングもできるようになります。

 

幸せなお金持ちになるワークショップで

講師をしてくださる平田慎吾(しんしん)さん
facebookより。

ほんと、早くブログやればいいのに・・・

って思うくらい、
私はしんしんの文章が好きです。


 

 


 

 

ヨーロッパ写真美術館

カンチャナーちゃん

幸せなお金持ちになるワークショップ

 

 

 

マレ地区の最寄駅はサンポール駅なんだけど、

メトロから地上に出るとメリーゴーランドがある。

この時期になるとニットキャップをかぶった子供たちが

楽しそうにくるくる回っているんだ。

 

 

駅のすぐ裏にヨーロッパ写真美術館がある。

おいらは写真が好きなので…

パリに行くと必ずそこに行くことにしている。

 

 

マレ地区の他の美術館と同じで、

古い貴族の屋敷を改装した建物だから

美術館自体がアートなんだけど…

そこでかかっている写真のセレクトにいつも感動しちゃうのだ。

 

 

今回一番印象に残った(というよりしみじみと考え込んでしまった)のは、

ホームレスの方たちが作った

寄付をお願いするダンボールの看板のインスタレーションだったのね。

 

 

 

趣向をこらしたと言うと失礼になるのかもしれないけれど、

ホームレスの方たちだって必死だからね。

通行人の目を引く看板を作らないと

食事を食べられないかもしれないから、

様々なアイデアをつくして看板を作っている。

 

 

『ママがここで光が到来するのを待てと言った。だけどそれは10年前のことだ!』

『たった1ドルでいいカルマが手に入るよ!』

『私には奇跡が必要だ!』

 

 

 

 

 

 

おいらはそれを眺めていて、

なんだか自分のやっていることと比較して

申し訳ないような気がしてきた。

 

 

だって、この世界には1ドルで困っている人がいるというのに、

おいらはビジネスクラスでパリに来て、

けっこう値の張る朝食を食べているのだ。

 

 

image

 

 

でも、だからといってホームレスになるわけにもいかない。

おいらにはおいらの世界があり、

やらなければいけないことがあるからね。

 

ささやかなことかもしれないけれど、

少しはこの世界に貢献できたらいいなと…

 

 

しんしんがそんなことを言うなんて。

そう言われて笑われちゃうかもしれないけれど、

最近おいらはマジで考えているのだ。

 

 

できないことはできないけれど、

できることはおいらにもあるはずだからね。

 

 

 

 

何度もよく話しているけれど、

おいらはバックパッカーだった。

20代の若い時だ。

考えてみたら、今の年齢の半分だったのだ。

 

その頃は本当にお金がなくて…

ヨーロッパじゃ1泊1500円のユースホテルか、

18区のろくでもないエリアの安宿に泊まっていた。

ユースホテルの朝食のパンにカビがはえていたこともあったのだ。

 

 

洋子さんと結婚しても貧乏旅行は続いた。

北駅の1泊5000円のホテルに洋子さんと泊まって、

カフェに入るお金もビストロで食事するお金もなかったから、

日本から包丁とまな板を持って行って

(そうそう、IKEAで買った70円のマグカップもいつも持参したのだ)

マルシェで買った野菜やパンを食べていた。

 

 

 

 

食事でお金を使うくらいなら、

一か所でも多くの美術館を廻りたかったのだ。

 

 

 

そんなおいらと洋子さんが、

今では誰かのためにお金を使うことができるようになった。

 

 

何となく恥ずかしくて話してなかったのだけど…

カンボジアの孤児院で出会ったカンチャナーちゃんの

里親というか、学費と生活費をヘルプさせてもらっている。

 

 

 

 

 

彼女は助産師さんになりたいと、

自分の夢を話してくれた。

 

まだまだ医療が整っているとは言い難いカンボジアで、

しっかり勉強して新しい命をこの世界に生み出す手伝いをしたいんだ

って、目を輝かせて話してくれた。

 

 

カンボジアに公益財団法人SAJを通じて

学校を作るお手伝いをさせてもらったり、

孤児院の子どもたちと関わっているうちに感じたのだけど、

寄付をして一番嬉しいのは、

きっと洋子さんやおいらたちの方なのだ。

 

 

誰かの役に立つこと。

それが全ての人間が生きている間にしたいことの一つなんだと、

おいらは『かみさまとのやくそく』という映画で知った。

 

 

でもそうなのだ、

アドラーだって言っているではないか…

あなたの所属している共同体に貢献しなさいと。

それだけが幸福になる唯一の方法なのだと、

最近のおいらは信じている。

 

 

洋子さんもおいらも普通の人間だ。

変わったところはないよ。

おいらなんてたぶん普通の人間以下、

それもかなり下の方だと思う。

 

 

 

 

 

落ち着きはないし、

一か所に座っていられないし

(だから就職なんか絶対に無理なのだ)

学歴はないし、

女好きだし、

のめり込むとアディクションを起こしやすい。

 

 

 

 

でも何だかよくわからないけれど、

この世界に恩返しができるようになった。

 

 

ずいぶんと長い間考えたんだ。

どうしてこんなことが洋子さんと、おいらの身の上に起こったんだろう

だってそれを伝えることができたら、

他の人も同じようにすれば楽しいことになるに違いないからだ。

 

 

今現在のおいらの能力でなんとか言葉にすることができた、

その話をみんなにシェアするワークショップを

11月20日にも行うことになりました。

 

 

 

 

リンダさんが企画してくれて、

前回も満員になって増席してもらって、

それでもキャンセル待ちの方が出たので、

急遽1ヶ月に2回同じことをやることになったんだ。

 

 

すでに満員らしいけど、

もう少し席を増やせるそうなので、

よかったらおいらの与太話を聞きにきてください。

 

http://ameblo.jp/singlemam-ouen/entry-12219752914.html

 

 

 

しかしさ…

カンチャナーちゃんが持っているおいらたちの写真、

なんだか遺影のようでなんだかおかしい。

 

 

 

 

1月にまたカンチャナーちゃんに会いに行くのだ!

 

みんなの寄付のおかげで、

ストン・トレイン州にも立派な学校が建設中です。

1月末に開校式なのだ!

 

 

 

 

 


 

 

幸せなお金持ちになるワークショップは

あした11月20日(日)に開催です。

満席のため、お席を増やしてお待ちしていますハート

 

追加開催 幸せなお金持ちになるワークショップ>>