サクサクっとシリンダーヘッドも組んでしまいましょう。
予め掃除してあったヘッドを組む。
まずはバルブステムシール。
なんかこんな事ばかりやってるんだけど・・・
カブのシールは金属に覆われていない。
新しいシールを付けてバルブを挿入すると、明らかにシール具合が違う(古いシールがヘタってる)。
カブは小さいからやりやすい様でやりにくい。
随分間が空いたから、バルブの向きを忘れてしまった。
バルブスプリングはピッチが広い方(ペイントマーキングが有る方)が上。
カブにもマイクロロン・アッセンブリールブリカントをおごる。
可動部、摺動部を潤滑しておくの忘れずに。
小さなバルブだけど、50ccの燃焼室ではこのサイズでギリギリなんだね。
ちなみに75ccにするとトルクは出るけど回らなくなるらしい(85や88でも)。
頭打ちが早いから、減速比変えないと余計に走らなくなるらしい(笑)
カブはヘッドカバーが無い一体構造だから、この辺りの作業がやりにくい。
分解する時にロッカーアームを外さないとカムシャフトが外せなかったから、組む時もローッカーアームは最後で良いだろ。って思ってたら、シリンダーヘッドを組んでしまうとロッカーアームが組めなくなる。
シリンダー&ヘッドを締結するスタッドボルトがローッカーアームのシャフトの抜け止めも兼ねているんだ。
シリンダーヘッドを取り外してから見ても、その事には気付かない。
なかなか良く考えて作られてるなー。
感心しちゃうけど、カムチェーンまでしっかり合わせた後で気が付いた。
もう一度バラして組み直し・・・orz
あらかじめカムシャフトとローッカーアームを組んだ状態にしておいてから、ヘッドを組まないといけないんだけど、ヘッドを傾けるとカムシャフトがすっぽ抜けてくる。
あと、ロッカーアームのシャフトも向きが有る。
ネジが切ってある方が外。
取り外す時にここにボルトをねじ込んで引っ張り抜ける様になってるから。
ヘッドカバーのナットで、シリンダーとシリンダーヘッドも一緒に固定する。
トルクは1.2kg/m。意外に小さい。
ナットの座金はシールワッシャーだから全部新品を購入したけど、良く見たら3つはただの鉄ワッシャーで、向かって左下の1ヶ所だけが銅ワッシャーだった。
何がシールワッシャーだよ。無駄な金使った。
左下のスタッドはオイルラインを兼ねてるから銅ワッシャー。
オイルポンプの圧力が掛るから、しっかりシールしないと漏れる。
あと、4ヶ所のうち1ヶ所だけ袋ナットじゃない普通の六角ナットが使われている。
何で1ヶ所だけ普通のナットなのか理由が分らないんだけど、この六角ナットを左下に使うとオイルが漏れるらしい(ナットの内側からにじむらしい)。
スタッド以外の補助のボルトやカムチェーンガイドのボルトとか締め忘れない様に。
カバーガスケットがいっぱい有って、剥がすのが面倒臭い。
ベクスターの時もやり難かったんだけど、カブのタペットは奥まっていてとても作業し難い。
そもそも普通9mmのスパナとか持ってないし。
この専用ツールを使うと、ロックと調整が同時に出来る。便利。
3種類のロックナットサイズ、3種類のタペットスクリューの頭の形状に対応していて、それぞれを組み合わせて使う。
これは超便利。
僕も買おうかな。
エンジンは大体組み上がったから、今度はキャブレターね。




