印象に残るマッチ


印象に残るマッチは、2年目のときの四大戦(団体戦)対一橋大学との試合でした。
午前は、ペアを組んでのマッチでしたが出番なし。
午後からは、シングルス戦で相手のエースに当たってしまいました(振り返ってみると相手のエースと当たっていることが多いなぁ)。
先輩からは、「負けてもともと、粘れるところまで粘って来い」と言われ、
気楽な気持ちで望めたのが良かったのかもしれません。

私は、最初のホールだけは、必ず自分のパットが打てるまでは何打かかってもGIVE UPしません。グリーンの実際の速さを知るためです。

このマッチでも、最初のホールはフェアウェイ真ん中からシャンクしてガードバンカー手前のラフ、そこからザックリしてガードバンカーへ入ってしまい4オンでした。相手は2オンでしたので、本来ならGIVE UPするのですが、最初のホールでしたのでしませんでした。

2番ホールもシャンクが出て相手に取られてしまい、流れは明らかに相手にありました。ところが、相手が油断したのと、私がそこから普段なら絶対に寄ったことが無いような場所から奇跡の寄せが続いたのとで、あれよあれよと言う間に、2&1で勝ってしまったのです。相手はバーディなしで完全に私のペースにはまってしまったのでしょう。こんなはずじゃなかったと言っていました。

ギャラリーについてくれた先輩も驚きの勝利で、団体戦のチームの勝利に貢献できて大変嬉しかったです。

マッチでは、いったん油断してしまうと、なかなか気合を入れなおすことは難しいものです。
その試合で、私は相手が誰であっても油断せずに自分のペースでゴルフをするべきだということを教えてもらいました。

明日は、先日ブリヂストンオープンに戻ってこられた丸山茂樹プロのことを書いてみたいと思います。
マッチのタイプ


『先行逃げ切りタイプ』『追い込みタイプ』かについては、
その人の性格によるでしょう。

私は、完全に『追い込みタイプ』です。

『先行逃げ切りタイプ』は、序盤にリードできると
そのリードを守っていく手堅いゴルフをする人向きです。


『追い込みタイプ』は、追い込まれた状況になると
とんでもなく集中力を発揮するタイプです。


『先行逃げ切りタイプ』は、リードできないと
後半苦しい精神状態になります。後半崩れることが多いです。

『追い込みタイプ』は、格下の相手と試合をしても
相手に合わしてしまうので、『まさかの負け』が起こってしまいます。


小樽商科大学との対抗戦のときに、相手のエースとマッチをしました。
前半終わって3ダウン。ほかの連中は、ほとんど楽勝ムードの中
俺だけが負けるのかと思っていました。

ところが、相手も気になりだしたのか。プレーにぎこちなさが出てきました。
15番終わってで2ダウン。
16番の5mのパーパットを気合で入れてから、17番もパーでマッチイーブンになり、
18番は、相手が緊張してしまってミスを続けてしまい、結局1アップで勝ちました。
滅多にないことですが、こういうこともあります。

相手が格上だと、なかなか追いつけず、15番ぐらいで2ダウンだと焦りが出てきてしまい、逆に自滅してしまいます。

同じタイプ同士がマッチをすると、白熱したマッチになるか泥試合のマッチになるかのどちらかです。見ててかなり面白いですよ。

ストロークプレーしか経験したことのない人は、ぜひ同伴競技者のなかで、個人的にマッチしてください。非常に勉強になりますよ!!

明日は、過去のマッチで印象に残っている試合を一つ振り返ります。
流れ


ゴルフには「流れ」というものが存在する。
存在すると思うから、それに左右されるかもしれない。

ゴルフは、メンタルなスポーツだというのは本当だ。だから楽しい。
特にマッチプレーでは、攻守がめまぐるしく逆転する。
相手のミスに喜び、相手のラッキーに焦ってしまう。

「絶対入れてくる」・「絶対寄せてくる」という風に常に考えておくか(『ショックアブソーバー』という)、まったく相手のプレーを見ずに自分のプレーに徹するか(これがなかなか難しい)究極の選択を迫られる。

マッチプレーは、これに「言葉」という駆け引きが待っている。

部内マッチプレーの準決勝で、最終ホールで1ダウン。
でも、後半は完全に自分の「流れ」だった。

しかし最終ホールのティーグランドで、相手が「これが最終ホールやな、思いっきりいこうや」という一言に「そうやな」と返事してしまったことで、自分の流れが止まってしまった。

力が入ってテーショットはミス。両者ボギーで相手がそのまま逃げ切ってしまった。
振り返ってみて、相手が一枚上手だったと反省する。
あの時は、こちらから声をかけるか、まったく反応しないかのどちらかの態度で行くべきだった。

そういう駆け引きを経験すると、さらにゴルフが面白くなった。
ストロークプレーのほかにマッチプレーの楽しみを知ってしまった一つの出来事だった。

明日は、マッチプレーでの先行逃げ切りタイプか追い込みタイプかについて、書いてみます。