首里城へ行ってきました。
首里城は2019年10月31日の火災焼失後、
「見せる復興」をテーマに工事中で、
作業の様子を公開したりしています。
正殿の復元には工事用の素屋根で
建物を覆って工事をしているのですが、
その素屋根に見学エリアが設けられ、
復元工事の様子を間近で観られました。
その素屋根見学エリアが6月8日で公開終了。
ということで最後のチャンスに首里城へ。
豆知識を交えながらご紹介していきます。

まず有名な守礼門。
中華街などにも見られる牌楼形式の門。
中国からの重要な客人などを迎える際、
こちらの門から迎え入れていたのですが。
門には「守禮之邦」と刻まれた扁額があり、
「礼節を守る国」という意味ですが、
「儒教の教えを守る国」という意味。
中国からの客人向けPRといったとこ。

軒丸瓦の牡丹の花はそれぞれ向きが異なります。
他の防衛用の門と違いオープンな造り、
ウェルカムゲート的な役割が強いです。
守礼門から入ると最初に観られる世界遺産、
それが園比屋武御嶽石門。
「そのひゃんうたきいしもん」と読みます。
守礼門から入って少し歩いたらすぐ左。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として
世界遺産に登録されているうちのひとつ。

国王が出かける際に安全祈願をした御嶽。
ここ世界遺産だけど多くの観光客スルー。
立ち止まって見てる人は少ないです。
屋根の色が真ん中あたりから異なりますが、
左の黒っぽいのが元からあった遺構、
右側は戦争で破壊された部分の復元です。
首里城の大部分は第二次世界大戦で破壊され、
大半が復元された部分になっていますが、
残ったオリジナルの部分、つまり遺構が重要。
ただ、観光客の多くは遺構部分はスルー。
首里城の中で世界遺産になっているのは、
前述の園比屋武御嶽石門と正殿基壇遺構。
正殿の基壇は建物の土台の部分です。
正殿までにはいくつかの門があります。

まずこちらの歓会門。客人を歓迎する門です。
ここをくぐって右にあるのが瑞泉門。
瑞泉(ずいせん)は「めでたい泉」。
泡盛の銘柄にもある「瑞泉」。
瑞泉門へ上がる階段の右側に泉があります。
この泉も結構スルーしてる人が多いですが、
ここにも復元でない物が残っています。

龍樋(りゅうひ)という泉で、
石の龍頭の彫刻物から水が出ています。
この龍頭は中国から持ち帰った物で、
500年以上前の彫刻物です。

龍樋の周りにある碑は冊封七碑。
泉の清らかさを讃えて詠んだ詩などが
この碑に刻まれています。
瑞泉門の次にあるのが漏刻門。
漏刻はかつてあった水時計の意味。
漏れる水で時を刻んでいたことに由来。
漏刻門をくぐるとこちらがあります。

日影台。いわゆる日時計です。
水時計が不完全なため、
補助的に日時計を使用していたそう。
この日時計は年に4回設置角度を変えるため、
その際に解説会も実施しています。
春分、夏至、秋分、冬至がその4回です。
6月21日が夏至なんだけど、
イベント情報が見当たらず。
日影台を超えるといよいよ正殿復元中の
有料エリアへと続いていきます↓↓↓

