2日目は、信濃国一之宮 諏訪大社四社へ
前宮→本宮→秋宮→春宮の順に参拝しました
諏訪湖を挟んで南にある前宮と本宮を「上社」
北にある秋宮と春宮を「下社」と呼ぶそうです
案内をしてくれた友人は
半年ほど前に移住してきたばかりなのに
神様の名前から地元の風習まで
大抵の質問には答えられる
ウィキペディアばりの知識の持ち主
聞いても翌日には大半が頭から漏れ出る私とは
脳ミソの性能が違うとしか思えません
そういうわけで、ここは
私の「感覚」に絞って書いていきます
四社は同じ諏訪大社なのに
その佇まいも感じるものも違っていました
会社の役職に例えると
前宮が第一線を退かれた会長さんなら
本宮は現役バリバリの社長さん、みたいな
ちなみに私の中で素戔嗚尊は
「頼りがいのある営業部長」のイメージ(笑)
【前宮】 御祭神:八坂刀売神
本殿よりも前にある『御室社』の木の周りでは
お社の反対側を歩くと一瞬ゾワゾワ感
龍蛇神信仰と関係があるそうです
そして諏訪と言えば「御柱」!
お社を囲むように4本の柱が立ってますが
私はなぜか
この前宮にある四之御柱が気に入ってしまい
撫で撫でしたり話しかけている間に
長年の友達のような親近感を感じました
【本宮】 御祭神:建御名方神
観光の方が1番多いお社と言うだけあって
『諏訪大社』の顔とも言えます
東側の門から入るのが正式ということで
そこから入って、コの字型に回廊を抜けたら拝殿
・・・というちょっと不思議な造り
先に訪れた前宮の方向に向かって
参拝することになるそうです
それだけ前宮は重要なんでしょうね~
御祭神が建御名方神さん(大国主さんの次男)で
武神と言われているからか
下っ腹に力が入るような感覚がありました
更に、宝物殿の脇の水が流れている場所の裏には
守屋山(御神体)があり
近づくとみぞおちから胃の辺りにかけて
グッと圧力がかかる感じ
【秋宮】
御祭神は前宮と本宮の二柱の神様と
八重事代主神(大国主さんの長男)
事代主さんといえば
毎年訪れている島根の美保神社の御祭神
そのせいか、なんとなく社殿の造りや雰囲気が
美保神社に似ているなぁと思いました
また、境内にある子安社は
昨年訪れた新潟・糸魚川の御祭神 奴奈川姫
(建御名方神さんの御母上)
出雲・古志(新潟)・諏訪の関係性に
興味を持つ人多いだろうな~
【春宮】
御祭神は秋宮と同じですが、
こちらは出雲の香りは無く(笑)
とてもこじんまりとしています
ここのおすすめスポットは
浮島社の横を流れる「砥川」
祀られているのが祓の神さまだからなのか
岩場に座って目を瞑っていると
川の流れの一部になったような感じ
音も心地良く、浄化されます
お諏訪さん四社を巡って感じたのは
やっぱりまだまだ頭を使っているな、ってこと
今はもう殆どお願いはしないけれど
お社の前に立ったあと
儀式のようにアレを伝えなきゃ
これも伝えなきゃ…と
脳みそが忙しくしてたことに気づきました
頭を空っぽにして、リラックスして
「いまに在る」が出来ていれば
それだけで充分足りているし
それだけで繋がれるし
必要なメッセージがあれば受け取れる
『思考を使ってごちゃごちゃ考えないでいれば
神さん達にとってもっと遣いやすくなる』
と並木さんから言われたのは昨年の秋。。( ̄▽ ̄;)
そして、この日最後に訪れたのは
【尖石】
沖縄リトリートでお世話になった方から
「ここで色んな情報がダウンロードされた!」
と聞いていたけれど
「ふ〜ん。。よく分からないなぁ」
というのが正直な感想
「わからなくても良いから受け取ってみよう」
と、目を瞑って意識を向けてみたら
尖り石の後ろにある木と同じラインで
真っ直ぐにそこに光が1本上から差し込んでいる
というイメージが浮かびました