のすたるひあ -NOSTALGIA-
本を手に取る際に、少しでも参考になればうれしいです
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お久しぶりです

このブログを作ったのは、ここ数年通勤時間が伸びて読書量が大幅に増したことと、一ヵ月ほど仕事が暇になり時間を持て余したことがきっかけでした。


だから、当たり前のようですが仕事が忙しくなると全然更新できなくなってしまった…
反省。

本は沢山買ってるし読んでるんですけどね。



ちなみに最近のヒットは、菱沢九月の「小説家は懺悔する」。
万人向けじゃなさそうですが、「長靴をはいた黒猫」佐藤ラカン、「楽園建造計画1」高遠琉加、「空にはちみつムーン」松前侑里もおもしろかったです。
マンガだと友人宅で読んだヤマダサクラコと鈴木ツタとあともう一人(名前忘れた…)。
草間さかえは私には話がよく分からないや。題名は好きなんですけど。
あと大和名瀬の絵は明神翼に似ていると思った。

BLしか読んでないのは、今がそういうバイオリズムだから。
今年一月辺りから続いてます。
ちなみにその前は、人生三度目のCLAMPブームでした。


* * *

もう少し落ち着いたら上であげた本の感想を更新したいですな。
とにかくもう少し落ち着いたら。         

君が幸いと呼ぶ時間

菅野彰/キャラ文庫/2002

* * *

「毎日晴天!」シリーズ9巻目。
イラストの二宮悦巳さんによる漫画版を集め始めたことをきっかけに、小説もこのところ少しずつ読み返してます。

東京下町を舞台に、一つ屋根の下に暮らすこととなった帯刀四兄弟と阿蘇芳親子の恋愛模様。
笑いあり涙あり、ときには胸が痛くてたまらない、「家族」と「愛情」のお話です。
現在は11巻まで出ています。


☆ ☆ ☆

「君が幸いと呼ぶ時間」は大人カップル(帯刀家長男の雑誌編集者・大河×高校時代の同級生で担当作家・阿蘇芳秀)がメインの表題作と、次男明信と三男丈の兄弟げんかを描いた書き下ろし「ザ・ブラコン・ブラザーズ」の2編が収録。
シリーズ中には3組ほどカップルが登場するのですが(番外編もあわせれば4組?)、大人カップルの話が一番好きだな。
エロ描写がシリーズ全部あわせても数行しか無いんだけど、私は好き。


家族一人一人に対して常に目を配り、いまだ心に闇を抱える恋人のありのままの姿を愛し共に歩んでいこうとする大河兄。
とても強い人だと思います。
彼に幸あれ。


ブラコン兄弟の話も、花屋カップル(元暴走族の花屋店主・龍×大学院生・次男明信)の変わらぬ姿が微笑ましい。

月村奎2作品

「エンドレス・ゲーム」/新書館ディアプラス文庫/2002
「エッグスタンド」/新書館ディアプラス文庫/2004

どちらも白泉社のノベルズの文庫化です。

* * *

四、五年前の本(ただでさえ本屋に少ないディアプラス文庫)なので、気長に古本屋に通うことになるかと思ってましたが、用事のついでに新宿まで足をのばしたところ、あっさり手に入りました。

紀伊國屋のすぐ近くにジュンク堂。どちらも満足のゆく品揃え。
都会は素晴らしい。


☆ ☆ ☆

月村さんて話作りが上手だなー、と感じました。
書き下ろし短編なんて特に。

BL作品にも色々ありますが、月村作品って読後感が児童文学みたい。
森絵都とか佐藤多佳子のサマー・タイム連作とかあのへんに近い感じ。
二つとも受が高校生だからかもしれませんが。


☆ ☆ ☆

「エンドレス・ゲーム」は、弁護士の義父×高校生

中学の時に唯一の肉親である母を亡くした誓史(受)は、生前から相続その他に関わっていたまだ若い弁護士・佐伯(攻)に引き取られます。
「ゲイをカモフラージュするため」と佐伯が母との間に婚姻関係を結ぶことを誓史に申し出たからですが、それは孤児になる誓史を慮っての提案。
二人の「家族ごっこ」は何事もなく続いていくはずでした。


二人とも互いのことを想っているんだけど、表面上は親子関係を演じている。(と誓史は思っている)
王道のすれ違いです。
主人公が思い詰めているせいか、大変切ない。

誓史を家に引き止めるために次々猫を拾ってきた佐伯、その猫にまで嫉妬してまともな名前を付けてやらなかった誓史。
二人とも大好きだ。


佐伯の友人の話も入ってて、これもいいです。
(退学しちゃうけど)高校生×トラウマ持ちの先生
月村さんにはめずらしく年下攻めです。


☆ ☆ ☆

「エッグスタンド」は、歯科医の森住宏一×マンションのお隣さんでゲイである自分に罪悪感を感じている高校生・仲居透

森住視点の話と透視点の話でストーリーは一段落つくかな。
ゆっくりゆっくり、殻を破って傷ついて克服して、二人は恋愛していきます。
恋のキューピッドは北海道にはいないというゴ(以下略)。


森住の双子の妹が主人公の話も好きです。
BL本では後日談的短編であろうとも女主人公ってほとんど見たことない気がします。
私は普段こんな感じの恋愛小説をよく読んでいるのでとっつきやすかったですけど。


* * *

次は「きみの処方箋」かな?
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