新しい住まいが決まり、安堵したのはつい数日前でした。
入所した翌日、救急搬送された父が16日に天国に旅立ちました。
心不全でした。
95歳と半年。
大往生だったと思います。
病院から「薬を投与しても血圧が上がらなくなりました。今日か明日か、いつ心臓が止まってもおかしくない状態です」と連絡があり、名菜と病院に向かったのですが、その電車の中で父の訃報を受けました。
この2ヶ月はすっかり衰えて、介護がないと何も出来なくなっていましたし、大好きなテレビも見なくなっていました。
だから、少しずつ覚悟も出来ていました。
亡くなる前は、大分苦しそうでしたが、苦しむ時間は短く、沢山の方々に優しくして頂いて、幸せだったと思います。
ただ、父にとっての最愛の妻と半年以上も離れて寂しかったでしょう。
昨日、入院している母に父な事を伝えました。退院して、少しは面倒を見てあげられるかもと思ってた、と泣いていました。
5年前の二人。90 歳とは思えないです。
去年、千葉に越して来た時。
病院に着いて父に会った時、とても安らかな顔で寝ていました。
「間に合わなくてごめんね」と言った途端、涙が溢れました。
父が亡くなっても泣かないと思ってたのに…。
名菜はずっと泣いていました。
お葬式は、家族だけでひっそりと行おうと思っています。
スタジオの皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。