DJ Play My Blues / DJさん、僕のブルーズをかけてくれ | BLoG! BaBY BLoG! Re-Boot!

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名古屋で活動中のPop/Rockユニット、SiNG! BaBY SiNG!のギター兼サウンドデザイナーSHiGe Mのブログです。
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5月でございます。

5月の1日ということで、タイトル並びに「SHiGe M本日の一曲」に選曲されるのはBee Geesの『First Of May』(注: 邦題『若葉のころ』。原題の意味は「5月1日」)かなんかだろ、なんて思われた方がいたりなんかするかどうか定かではありませんが、

ちっちっち、そうはイカのキ…

…おっと失礼、昭和臭および諸々の妙なスメルふんぷんたるイントロとなってしまいましたな。

もうしばらくお付き合いの程を。

 

以前のエントリー(『On The Radio / ラヂオで流れまっせ』)で書いたとおり、昨日4月30日に滋賀県草津市およびその周辺のコミュニティFM局えふえむ草津『Rockets785』(78.5MHz)で放送されたラジオ番組『愛民のLove melody』(毎週月曜13:00〜14:00)にて、

我々SiNG! BaBY SiNG!の楽曲『Beautiful World』『SiNG! BaBY SiNG!』(←注: 我々ユニットのテーマ曲です)がオンエアされました。

僕たちの曲のうちでも結構騒乱状態な2曲で、特に後者はハーモニカまで入ったブルーズナンバーでっせ…

 

てなわけで、草津より110km以上離れたここ名古屋に於いて、ネットラジオなる文明の利器(←ぢぢむさい言い方はやめませう)を用いて我々も生放送を拝聴致しました。

 

パーソナリティを務めるシンガーソングライターの愛民さん、魅力的な声にて番組冒頭いきなり某ラーメン屋チェーン店のラーメンへの愛を語るさまに引き驚愕しつつ、1曲目のどこかで聴いたメロディを持つA.N.さんの楽曲を聴きつつ…

 

…わたくしは甘かった。

次のコーナーは彼女のLoveアーティストなるコーナー。

紹介されたのは…

…『殿様キングス』??!!

 

オーマイガー
 

おい待てや。

俺ら小学生の頃に売れてた人らやんけ…

…なんぼ昭和歌謡とミュージカルを愛する方とはいえ、これは予想外でした。

思わず地元の訛り出まくるぐらい濃厚な番組やん。

 

えー、若干言葉の乱れが生じましたが、そののち宝塚の舞台作品の紹介、フリートークなどの後、最終コーナーにて我々の2曲が紹介された時は、マジで震えました。

某YooMee!大先生など涙を浮かべておられました。

 

愛民さん、

僕たちの楽曲をこうやって紹介していただいて、心から感謝しています。

これからも折りをみて拝聴させていただきたいと思います。

ありがとうございました。

 

この番組に興味を持たれた方で、FM電波エリア外居住の皆様はえふえむ草津トップページより、PCやスマホでネットラジオとして聴取できます。

 

 

 

 

(えふえむ草津さま、勝手にバナーをお借りしました)

 

 

 

 

 

※SHiGe M本日の1曲:

 

Buddy Guy、1981年の隠れた名曲"DJ Play My Blues"。

当時ツアーで移動中に延々聴き続けたカーラジオで一度もブルーズがオンエアされなかった事で受けたショックと、

70年代にブルーズの巨匠が次々物故していった(さらに楽曲発表の翌年には巨人Muddy Watersまで)ことへの悲しみを込めて書かれたバディのオリジナル曲。

そうした背景や自身のキャリアおよびブルーズシーン全体の沈滞化もあり、本曲をふくむ同名アルバムはいつものヒステリックともエネルギッシュとも言われるバディ節とは打って変わってなにやら沈鬱ともいうべきムードに彩られている。

当時発表されたアナログ版や、90年代になってCD化されたときはほとんど残響の無い、各楽器がひしめくようなミックスがなされていたが、

貼付けた動画の音で分かる様に2004年にリイシューされた同アルバムは、リヴァーブを適度に活かした奥行きのあるミックスに改訂されている(筆者も最近聴いてびっくらこいた)。

その後1980年代半ばにはStevie Ray VaughanやRobert Crayらのブレイクもあり、当時では考えられない程のブルーズ復権の波がおしよせ、1990年代になってバディ自身も一躍スター、ブルーズの巨匠として復活を遂げるのである。めでたしめでたし。