シンガポール在住の
インテリアデザイナー / インテリアコーディネーターの
Saoriです
シンガポールでは住宅をメインに
インテリアのトータルデザインをご提案中!
日本の方へはオンラインでご提案中です。
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今日はインテリアから少し外れ、
シンガポールのメイドさん事情について、
私のケースを交えながら
主観ですが書いてみたいと思います。
シンガポールに引っ越される日本人の中にも
メイドさんの雇用を検討される方が
とても多くいらっしゃり、
私のクライアントでも
多くの方がメイドを雇用しています。
というのも、
シンガポールでは
メイド雇用のルールがしっかり確立されており、
雇用コストも驚くほど格安です。
具体的に言うと、
最近は賃貸の高騰と相まって
メイド雇用コストもインフレしているのですが、、、
全てのコストを月々にならすと、
日本円で月額10-14万円程度で
住み込みのメイドさんを雇うことができます。
住み込みなので、
家事、子育て、あたりの仕事を
色々と依頼できます!
我が家の場合
- 3食の食事の買い物・調理・洗い物
- 毎朝の子供のお弁当作り
- 掃除
- 洗濯
- アイロン
- 月1くらいで夫婦で夜出かける際の子守
これらを基本的にお願いしています。
要するに、
私は家事を一切しておりません!
前のコンドのトイレ、花瓶の水替えももちろんメイドさんの仕事
私たち家族にとって
とってもとっても助かる存在で、
今となってはいない生活は
考えられないのですが、
実は今年11月は、
まるまる1か月
メイドさんがいない期間がありました。
約4年ぶりの、家事、
料理、弁当作り、、、、
掃除は通いの方に週2回きていただきました。
久しぶりに料理・洗濯を久しぶりにやってみて
家族への愛が深まった!!
家族が口にするものを一から考えたり工夫したり、
洗濯も、
効率の良い方法などを考えたり、
日々の生活を見返すとても良い1か月でした。
メイドさんに対する気持ちも
変わりました!
4年間頑張って我が家で働いてくれた方は
次の雇用主へ移動したのですが、
- 後半は心から彼女を信用していない自分
- 細かい粗が目立ちイライラしてしまう自分
そんな気持ちが大きくなり
毎日一緒に生活することに
大きなストレスがあったことに
いなくなってみて初めて
ようやく気が付きました。
最終的には、
彼女が
私たちにとって情状酌量できない一線を越えたので、
早めに移動してもらったのですが、
それもこれも、
私の在り方で彼女を変えてしまった
ということにも気が付きました。
雇用主に対して、
安心安全な場所だという気持ちがないと、
雇用される側も心を開けないですよね。
私たちのスタンスは、
メイドさんは一緒に暮らす大切な人だけど、
家族ではないので常に一線は引いた
関係性を保つというものです。
※これは各家庭によって色々違いがあると思います
今は新たなメイドさんが来て
我が家で日々働いてくれているのですが、
そんな距離感は保ちつつ、
- 日々の感謝は忘れない
- 何か困ったことや悩みがあれば相談してもらえる関係性を築く
- 完璧を求めない
そして、
当たり前のことなのですが、
相互の信頼関係をちゃんと築く
ことを意識しながら接しています。
そんなことを考えながら
迎えている年末、、、
もしこれから
シンガポールに移住・引っ越しされる予定で
初めてメイドさん雇用をご検討されている方がいれば
何かしらのヒントになったら幸いです!
人間関係って
近くなればなるほど
難しいよねー----------!
という結論です笑。
2020年に書いたメイドさんについての記事
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