こんにちは、MAYAです。

 

 

 

 

ラブラブ42歳の第二子不妊10年

→突然の自然妊娠!

2020年7月17日、次女を出産♡

産まれました。ありがとう。

 

 

 

 

出産レポを

つづっています!

 

 

 

 

今回で「最終回」になります。

 

 

 

 

第一話&第二話は

こちらウインク

 

 

【出産レポ①】陣痛開始→産院へ

【出産レポ②】陣痛促進剤投与、分娩方法の決断

 

 

 

 

*多少エグい内容も出ますので

苦手な方はご注意ください。

 

 
 
 
 
 
7月17日(金)
▷午後4時
 
 
ついに、
無痛分娩の麻酔ドクターが現れた。
 
 
 
麻酔ドクターは
「身体を横に向けて」というや否や
脊髄に数カ所、
手早く麻酔を打った。
 
 
 
 
「20分くらいで効いてきます。
その後、あなたは笑顔になるはずよ」
 
 
 
声にならず、ただ頷いた。
 
 
 
 
無痛分娩。
 
 
 
脊髄への麻酔注射は
思ったほど痛くなかった。
 
 
 
 
ボタンが押されるように
ぽん、ぽん、ぽんと三箇所くらいに
注射された感覚。
 
その後、注射の場所に
テープが貼られた。
 
 
 
 
下半身の感覚が全てなくなる
と言われていたけれど
 
20分がたっても
足の感覚はしっかり残っていた。
 
 
 
 
 
激しい陣痛の痛みも
ほとんど変わらないままで
 
麻酔が効いている感じはしない。
 
 
 
 
 
もしかしたら
 
 
私は。。。
 
 
 
無痛分娩が効かないタイプ?!
 
 
 
 
 
 
そうこうしている間に
 
もう一度、
ベイビーの合図がきた。
 
 
 
 
ああ、ああ・・・・!!!
 
 
苦しさに悶える。
 
 
 
 
その時、
ぐわっと一気に
子宮口が全開になり
 
 
 
 
・・・く、くる!!!
 
 
 
 
 
 
呼吸が困難になっていた。
 
 
 
 
 
・・・・はあ、はあ、はあっ
 
 
 
酸素マスクが与えられ
吸い込むように言われるが
 
 
苦しすぎて無理、
 
マスクを跳ね除ける。
 
 
 
 
叫び、泣きながら
頭を横に振り続けた。
 
 
 
 
 
 
「頭が見えた!」
I can see the head !!!
 
そうドクターが言った時
 
 
 
 
「いきんで!!いま!」
 
 
 
 
「あとワン・プッシュ!」
 
 
Push, One more Push !!!
 
 
 
 
 
最後のひと押し、
 
 
 
 
でも。
 
 
 
ベイビーは自分の力では
飛び出してこなかった。
 
 
 
 
第一子の時
いきむこともなしに
ベイビーが飛び出した私は
 
ワン・プッシュのやりかたが
よくわからずにいた。
 
 
 
 
 
ナースがお腹を
ぐいぐい押してくる。
 
 
 
余ったスペースをぐいぐい押して
ベイビーを押し出しているのだ。
 
 
 
 
陣痛の波も消えている。
 
 
 
 
最後の一歩で寸止め状態になって
みなが焦っていた。
 
 
 
 
 
私が、やるしかないんだ。
 
 
 
 
 
もう、これで最後の、
 
 
 
 
「いきんで!!」
 
One more Push !!!
 
 
 
 
 
 
わたしは息を大きく吸って
 
 
そして、大きくその息を吐き出した。
 
 
 
 
 
 
 
 
あああああーーーー!!!!
 
 
 
 
 
 
その叫びとともに
 
 
 
 
 
午後4時46分、
 
ベイビーが産まれた。
 
 
 
 
 
「おぎゃあ・・・!おぎゃあ・・・!」
 
 
 
 
 
その声がして
安堵の涙が溢れ出す。
 
 
 
 
 
 
小さな温かいものが
私の胸に乗せられた。
 
 
Skin to Skin(母子の素肌密着)しましょう!
 
 
 
 
フィリピン人助産師が
ベビの体を私の胸元に密着させる。
 
 
 
 
 
 
ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・!
 
 
病院のみんな、ありがとう、
ベイビーもありがとう、
夫もありがとう、
 
 
 
 
 
この世の全てに、ありがとう
 
 
 
 
また大きな感情の波が押し寄せ
私は大声で泣いた。
 
 
 
 
 
分娩台に足を乗せてから
30分以内。
 
 
 
ドクターの予想では
夜の出産になるはずだった。
 
 
 
 
 
けれど、
やはり今回も、子宮口3センチ以降は
一気にくるパターンは変わらなかった。
 
 
image
 
 
 
こうして
わたしの出産は終わった。
 
 
 
 
 
かかった時間でいうと
 
第一子の時と比べると、
2倍の時間がかかっている。
 
 
 
 
<第2子>無痛分娩(Delivery with Epidural)
▷陣痛開始直後(約11時間=午前5時〜午後4時)
▷分娩台以降(約30分=午後4時15分〜46分)
 
 
 
 
<第1子>自然分娩(Delivery - Natural)
▷陣痛開始直後(約6時間=午前3時〜午前9時20分)
▷分娩台以降(約10分=午前9時20分〜30分)

 

 

 

 

 

そして、

 

今回の分娩方法は

「無痛分娩」を選んだけれど

 

結果として、

陣痛の痛み緩和には

タイミング的に間に合わず。

 

 

 

 

 

ただ、脊髄麻酔を打ったことで

別の効果はあった

 

 

 

 

 

 

それは出産直後の

さまざまな痛みが

緩和されたこと。

 

 

 

 

 

第一子の時よりも

母体の体調回復は早く感じている。

 

 

(10歳も加齢なのに!)

 

 

 

 

また第一子の時は

産後直後にひどい腰痛になった。

 

 

 

それも今回なし。

 

 

 

 

 

なので、

 

「まったく痛くなかった!」

ということはできないけれど

 

無痛分娩のメリットは

「あった」と感じている。

 

 

 

 

 

また今回は

・意図的な破水

・陣痛促進剤の投与

 

という想定外のことも

つぎつぎと起こった。

 

 

 

 

 

これは2回目の出産でありながら

初めての体験づくしだった証拠。

 

 

 

 

 

だから、

 

 

わたしができたことはー

 

 

不安がらずに

ドクターを信じること

 

自分を信じること

ベイビーを信じること。

 

 

 

 

それをやることが

ベストな結果をもたらすと

 

心の底から信じること。

 

 

 

 

 

 

 

これからだって

不安なことはたくさん起こる。

 

 

 

それが人生というもの

 

 

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一番いい結果やのぞむ未来、

 

 

それがどんな風に起こるのかは

神様にお任せしよう。

 

 

 

 

だから、必要以上に恐れないで。

 

 

 

そう教えてもらった出産だった。

 

 

 

image

 

 

 

今回も長女の時と同様に

わたしたちは「臍帯血(さいたい血)」を採った。

 

(ナースが出産時に保管し

業者に渡してくれる)

 

 

これは将来、

娘たち(私たち親も)が

白血病や骨髄移植などの治療が

必要な場合に使えるもので

ここシンガポールでも採ることができた。

 

 

必要な時は

他の国に移すこともできる

将来のための保険のような存在。

 

 

(担当ドクターは

3人子供がいるのですが

彼女もすべて臍帯血は保管中とか)

 

臍帯血とは?

 

 

 

 

 

思い返せば

多国籍なナースチームや

シンガポール人の優秀なドクターたち、

 

 

その全てが

先進国シンガポールらしい出産で、

それは私が望んでいた体験でもあった。

 

 

 

image

 

 

 

 

これにて出産レポートは終了です。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。おねがい

 

 


この後は「入院レポ」!

 

 

シンガポールでの産院での

3日間をつづっていきます。

 

 

 

 

お楽しみに♡

 

 

 

フォローしてね

 

 

 

入院レポ全3話(トムソンメディカルセンター)を読む

 

 

 

 


MAYA

 

 

 

カメラMAYA(ブロガー)
ブロガー歴20年、旅とホテルとアジアが大好きな会社員ブロガー。2000年香港でブログ開始。会社員の傍ら出版社の文学賞へ応募、優秀賞受賞。TV出演、旅サイトでコラム執筆などの依頼を受けるようになり、自身のブログ塾も主宰。現在シンガポール在住。さらに詳しく読む(続きはこちら)

 

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