こんにちは、MAYAです。

 

 

 

 

 

ラブラブ42歳の第二子不妊10年

→突然の自然妊娠!

2020年7月17日、次女を出産♡

産まれました。ありがとう。

 

 
 
 
 
これより
第二子出産レポ@シンガポールラブラブ
を始めたいと思います!
 
 
 
 
 
 
 
今回の出産は・・・
 
 
 
 
ひとことで言うと
 
 
2回目でも初体験の連続!すべての出産が奇跡
 
です。
 
 
 
*多少エグい内容も出ますので
苦手な方はご注意ください。
 
 
 
 
 
7月17日(金)
午前5時
 
 
 
夜明け前、
シンガポールの空は
まだ真っ黒い。
 
 
弱い陣痛を感じ、
目が醒めた。
 
 
ちょうど2週間前にあった
前駆陣痛のことを思い出し
お腹に手を当てる。
 
 
 
あのショッピングモールでの
突然の腹痛は
 
身体をまっすぐ保てないほどで
折り曲がりながら
あわてて帰宅したっけ。
 
 
 
けれど、自宅で休んだら
数時間で陣痛はおさまったのだ。
 
 
 
 
今回も、同じように
数時間でおさまるなら
前駆陣痛だし
 
 
 
そうでないなら・・・
 
本番ということ。
 
 
 
 
 
第一子の時は
38w4dで産まれた。
 
 
 
もし今回が本番なら、
それより3日早い
38w1dで産まれることになる。
 
 
 
 
ひとり、そわそわしながら
ドキドキの中、考える。
 
 
 
定期的な痛みか?
強烈な痛みか?
 
どちらも、
その時点ではNOだった。
 
 
けれど、わたし自身が
わからないってこともあるからー。
 
 
 
 
午前6時を回り、
けっして強くはないながらも
陣痛らしきものは続いてる。
 
 
 
 
「病院に行ってみたほうがいい。
”本番の陣痛じゃない”というなら、
帰ってこればいいだけのこと」
 
 
虫の知らせのように
起き上がった夫の一言で
 
私はひとつの、決断をくだした。
 
 
 
 
 
 
(病院へ行こう)
 
 
 
 
長女の通学準備があり
お弁当やバスの見送りを
夫に任せて
 
 
 
わたしはひとり、
 
タクシーに乗り込んだ。
 
 
 
 
産院での妊婦健診は
いつも夫と一緒だった。
 
 
 
 
長女の陣痛の時は
もちろん二人で産院へ。
 
 
 
ふたりめの今回、
わたしたちは別行動を
取らなくてはいけない。
 
 
 
 
 
そのことに
不安がないかというと
ウソになるけど。。。
 
 
 
 
 
image
 
 
産院に着くと
 
以前クリニックで
教えてもらった通りに
緊急病棟へ進んだ。
 
 
 
Observation Room
(観察ルーム)へと案内される。
 
 
 
そこで着替えをし
ベイビーの心拍と陣痛の強さを
確認する作業がはじまった。
 
 
 
 
 
このまま、
強い陣痛がきてしまったら?
 
 
 
夫は立会い出産に間に合うの?
 
そもそもドクターは間に合うの?
 
 
 
第一子の時、
担当のドクターが
分娩時に間に合わなかったことが
苦い記憶になって蘇ってきた。
 
 
 
 
 
 
インド系のナースが
カーテンをさっと開け
 
きわめて事務的に
子宮口を確認します、と言った。
 
 
 
 
 
「1センチ」
 
 
 
 
それは産まれる体勢の第一歩。
 
 
 
「ああ、ベイビーはやっぱり
今日産まれるつもりなのね?」
 
 
 
 
今日という日を確信した。
 
 
 
 
 
それは不安の中にも
どこか待ち望んだ喜びがある
しっとり満たされた気持ち。
 
 
 
 
けれど
ナースはこう続けるのだ。
 
 
 
「1センチだと・・・
産院に今からいるべきかは
正直わからないわ。
 
くるのが早すぎたかもしれないわね。
 
ドクターに判断してもらいましょう」
 
 
 
「はやすぎるから」と、
帰宅する選択肢はない気がした。
 
 
 
 
ともかくドクターの到着を
待つしかない。
 
 
 
 
ふとスマホをチェックしたら
タクシーで産院に向かっていると
夫からメッセージが入っていた。
 
 
「まだ産まないで」と
つけくわえてある。
 
 
 
 
 
 
まもなくして、
夫が到着。
 
ひとつ、待ち人が間に合ったことで
ほっと胸をなでおろしたのが
午前8時前だった。
 
 
 
 
 
午前9時半
 
 
もうひとりの待ち人、
担当の産婦人科ドクター
(シンガポール人女性)が現れる。
 
 
 
到着するなり、
夫をカーテンの外に移動させて
 
 
ドクターは手際よく
子宮口を再び確認した。
 
 
 
ドクターの手が
さらに奥深く入ってきた時
 
わたしの下半身には
「にぶい痛み」が走り、のけ反る。
 
・・・大量に出血した。
(ように感じた)
 
 
 
 
「2センチね」
 
 
初めの子宮口確認から
3時間以上も経つのに
ほんの1センチだけしか
進んでいない。
 
 
 
 
「いますぐ分娩室に移動するべき
状況ではないけれど」
 
と前置きをした上で
ドクターはこういう。
 
 
 
「子宮口は2センチ、だたし
帰宅して様子を見る必要はないでしょう。
 
 
ベイビーの誕生は
おそらく今夜。
 
 
 
なので、
 
 
破水させておいたわ」
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・は、破水!?
 
 
 
 
 
 
さっきの大量出血感は
破水だったのか。
 
 
 
 
破水とは
「してしまうもの」で
「意図的にさせるもの」と
おもわなかった私は
 
 
急に不安な気持ちになった。
 
 
 
 
 
 
それは本当に安全なの?
それはベイビーにとってOKなの?
 
 
 
 
 
破水すれば
陣痛が強くなり
今日の入院も確実なものとなる。
 
 
 
 
ドクターは
そう説明してくれた。
 
 
 
 
 
もう、この時点で
ドクターも陣痛も、破水も。
 
 
今日起こるだろう
すべてのことに
 
 
かならずうまくいくと
信じるしかない
 
 
 
次に起こる新しい展開も
すべてが未知数のものになる。
 
 
 
 
 
第二子とはいえ
 
すべての出産は
 
 
前例どうりは、ない。
 
 
 
 
 
私は腹をくくる覚悟で
かたく目を閉じた。
 
 
 
 
 
 
 
続く。
 
 

 

 

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第2話を読む▷【出産レポ②】陣痛促進剤投与、分娩方法の決断

 

 

 


MAYA

 

 

 

カメラMAYA(ブロガー)
ブロガー歴20年、旅とホテルとアジアが大好きな会社員ブロガー。2000年香港でブログ開始。会社員の傍ら出版社の文学賞へ応募、優秀賞受賞。TV出演、旅サイトでコラム執筆などの依頼を受けるようになり、自身のブログ塾も主宰。現在シンガポール在住。さらに詳しく読む(続きはこちら)

 

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